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お知らせ

お知らせ

【重要】坂上デンタルオフィス(世田谷区・二子玉川)の治療費改定について

いつも坂上デンタルオフィスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

近年の材料費の高騰により、2025年4月1日以降、初診料・再診料を改定させていただくことになりました。患者様にはご負担をおかけしますが、より良い治療を提供するため、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

料金改定の詳細

なお、4月1日より一律にではなく、治療開始のタイミングや来院履歴によって判断させていただきますので、ご来院の際にご確認ください。

今後も皆様に安心して治療をお受けいただけるよう努めて参ります。

何卒ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

坂上デンタルオフィス

院長 坂上 斉


🦷 坂上デンタルオフィス

📍東京都世田谷区玉川3-14-8 3F
📞 03-6805-6546

最後までお読みいただきありがとうございました。

【繰り返す歯ぐきの腫れが心配】CTで確認した黒い影の原因

世田谷区・二子玉川で根管治療を専門に行っている坂上デンタルオフィスの坂上斉です。

「歯ぐきがたびたび腫れる」「過去に神経を取った歯なのに違和感が続く」——
そんなお悩みでご来院された患者さんの症例をご紹介します。

検査の結果、根の先端(根尖部)と根が分かれている部分(分岐部)に広がる黒い影が見つかりました。レントゲンだけでは分かりづらいこうした病変も、CTを使った精密な診断により、その原因を明らかにすることができます。

一見すると「穿孔(根に穴があいている状態)」にも見えるこの影。
しかし、詳しく調べると——実はまったく別の理由が隠れていました。

過去に受けた根管治療では届かなかった感染源を丁寧に取り除き、再根管治療を行った結果、半年後には黒い影も改善。
本記事では、CTで分かった“本当の原因”と治療の流れ、そして改善までの経過をわかりやすくご紹介します。


初診時の状態: 繰り返す腫れと黒い影

経緯

約3年前に神経を取る治療(抜髄)を受けた右下6番(第一大臼歯)について、最近になって、歯ぐきが腫れてウミが出ることがあったり、噛んだときに痛みを感じることがあったりするとのことで、当院にご相談いただきました。症状は一時的に治まっても繰り返すため、「原因がはっきり分からず不安」とのお気持ちもあったようです。

主訴・所見:CT診断で分かった意外な原因とは

  • 瘻孔(ウミの出口となる小さな穴):あり(頬側歯頚部に痕が残っている状態)

右下6番の治療前の口腔内写真。不適合な銀歯が装着され、歯と歯ぐきの境目に瘻孔の痕がみられる
 ▲初診時の口腔内写真(黄色の丸で示す部分:銀歯の下のむし歯・青色の丸で示す部分:瘻孔の痕)

右下6番の初診時のレントゲン画像。すでに根管治療が行われているが、歯の根の先と根の分かれている部分に黒い影が確認される 初診時のレントゲン画像(図1:根尖と分岐部に黒い影が見られる)
右下6番の初診時のCT画像。根尖と分岐部に黒い影が確認できる 初診時のCT画像(図2:根管が湾曲し根尖で合流している様子、分岐部付近に側枝が確認できる)
 ▲初診時のレントゲン・CT画像

検査の結果、以下のような所見が確認されました。

  • 歯の周囲に広い範囲で黒い影(骨のない部分)が見られた
    → 手前の根の先・根が分かれている部分・奥側の根の先にかけて影が広がっていました。
  • 歯と歯ぐきの境目(歯頚部)に瘻孔の痕が見られた
    → 根管内部や側枝と呼ばれる細かい分岐部分の清掃が不十分だったことにより、感染が起き、ウミが出ていた痕跡と考えられます。
  • 手前の根(近心根)の根管は2本とも強く湾曲しており、根の先付近で1本に合流していた(図2・赤い線)
    → このような複雑な根管形態では、器具や薬液が届きにくく、感染が残ってしまうことがあります。
  • 根が分かれている部分の近くには、「側枝」と呼ばれる細い枝状の根管が確認された(図2・青色の丸)
  • 歯には銀歯が装着されていたが、歯との境目に段差があり、適合が不十分だった
    → 銀歯の下にむし歯(う蝕)ができていました。

側枝とは?

歯の根の中には、主となる太い根管とは別に、細く枝分かれしたような通り道が存在することがあり、これを「側枝」と呼びます。非常に細く入り組んだ構造のため、通常のレントゲンでは見つけにくく、従来の治療では感染源として見落とされやすい部位でもあります。

これらの所見から、歯の内部や根の分岐部、側枝にまで細菌が入り込み、炎症を繰り返した結果、瘻孔の形成や骨の吸収が起こったと考えられました。


治療の経過:精密な再根管治療の流れ

治療1回目

瘻孔:あり(頬側に痕がある)

  • 麻酔を行ったうえでラバーダム(ゴム製のシート)を装着
  • 銀歯と土台(コア)を丁寧に除去
  • 残っていたむし歯もきれいに除去
  • 過去の根管充填材(ガッタパーチャ)を慎重に取り除く
  • レントゲンを撮影し、充填材がほぼすべて除去されていることを確認
  • 治療後は、壁(隔壁)を作製し、レジンで仮封

根管治療中のレントゲン画像。過去の根管充填材が除去されているかを確認する目的で撮影されたもの
 ▲治療中のレントゲン画像(根の中の古い充填材が取れているか確認)

治療2回目

瘻孔:なし

  • 痛みはなく、瘻孔も消失していた
  • ラバーダムを装着し、全ての根管を丁寧に洗浄
  • 根管充填を実施
  • レントゲンで根の先端まで適切に充填されていることを確認
  • 一部に、側枝まで充填材が到達した可能性を示唆する像も認められた(根管充填直後のレントゲン画像・赤色の丸)

根管治療前と治療2回目の口腔内写真。瘻孔の痕が徐々に落ち着いてきている様子が確認できる
 ▲初診時と治療2回目開始前の口腔内写真

右下6番の根管充填直後のレントゲン画像。側枝にまで充填材が到達した可能性を示す像が確認できる
 ▲根管充填直後のレントゲン画像(根管充填は良好に行えました)

治療3回目

瘻孔:なし

  • 症状の再発はなかった
  • ポスト(支柱)とコア(土台)を作製、歯の形を整えた
  • 仮歯を作製して仮着
  • 再根管治療としての処置は完了、以後は経過観察へ移行

治療開始前・治療中・仮歯装着後の比較口腔内写真。歯肉の改善と銀歯から仮封、仮歯へと補綴が変化していく経過写真が確認できる
 ▲初診時と治療中、仮歯装着後の口腔内写真


経過観察:治療後の経過と画像で見る改善

根管充填後は、画像と症状の両面から経過を確認していきました。

右下6番の術前・根管充填直後・3か月・半年後のレントゲン画像比較
 ▲レントゲンでの経過
(術前、根管充填直後、根管充填後3カ月、根管充填後半年)

右下6番の術前・根管充填後半年後のCT画像による経過比較
 ▲CT画像での経過(術前、根管充填後半年)

根管充填から3か月後

痛み・腫れ・瘻孔などの症状はまったく見られず、食事にも問題はないとのことでした。レントゲンでも明らかな変化は見られませんでしたが、良好に経過していると判断し、次回は6か月後にCTも含めた再評価を行うこととしました。

根管充填から6か月後

症状はまったくなく、安定していました。レントゲンとCTを撮影したところ、根尖部および分岐部にあった黒い影(骨のない部分)が明らかに縮小しており、骨の回復傾向が確認できました。この結果を踏まえ、経過は良好と判断し、仮歯から最終補綴物への移行を患者さんと相談していく段階に進みました。


まとめ:歯ぐきの腫れや違和感が続く方へ

「もう神経は取っているから大丈夫」と思っていた歯でも、時間が経ってから再び腫れたり、違和感が出たりすることがあります。
特に、レントゲンだけでは見えにくい分岐部や側枝の病変が隠れている場合、CTによる精密な診断が欠かせません。

今回のように、穿孔と見間違えそうな分岐部の影が実は側枝によるものであったケースでは、正確な診断と丁寧な再根管治療によって歯を残すことができます。

以前に治療した歯で気になる症状が続いている方は、どうかそのまま放置せず、お早めにご相談ください。


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当院ではCT診断やマイクロスコープを活用した精密な根管治療を、すべて自由診療にて行っています。
治療費用について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
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✅関連記事はこちら

👉【歯ぐきの腫れとウミが治らない】抜歯を勧められた歯を根管治療で残せた症例
 └ウミの出口(瘻孔)が消えず大学病院で抜歯を勧められた歯の症例。

👉【再発した腫れの原因は?】CTで分かった分岐部の影と再根管治療の効果
 └ 分岐部の黒い影に対して再根管治療を行い、腫れが改善した症例。


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最後までお読みいただきありがとうございました。

【ウミが出て不安だった歯】3本の根に広がる炎症を再根管治療で改善

世田谷区・二子玉川で根管治療を専門に行っている坂上デンタルオフィスの坂上斉です。

今回ご紹介するのは、
歯ぐきからウミが出てきた——
痛みは落ち着いたものの、なんとなく違和感がある。そんな状態でご来院された左上6番(第一大臼歯)の根管治療の症例です。
CTで詳しく確認したところ、3本すべての根の先に黒い影(骨のない部分)が見つかりました。さらに、残っている歯の量が少なく、根の内側が薄くなっている部分もあり、注意深い処置が必要な状態でした。歯の構造やリスクを考慮しながら、再根管治療を行ったことで、画像・症状の両面で改善が確認できたケースとしてご紹介します。


初診時の状態:ウミが出ているが痛みはない歯

経緯

患者さんは、「2週間ほど前にウミが出てきた」とのことで来院されました。
噛んでも痛みはなく、違和感があるとのことでした。
3週間前に他院でクリーニングを受けた際は特に異常を指摘されなかったそうですが、当院での診察では以下の所見が確認されました。

主訴・所見

  • 瘻孔(ウミの出口となる小さな穴):あり(頬側)

左上6番の治療前の口腔内写真。歯ぐきに小さな瘻孔(ウミの出口)が確認される
▲初診時の口腔内写真(青丸で示す部分:瘻孔)

左上6番の初診時のレントゲン画像。すでに根管治療が行われているが、歯の根の先に黒い影が確認される
左上6番の初診時のCT画像。3本の根の先に黒い影が見られ、上顎洞粘膜にも影響が及んでいる様子が確認される 初診時のCT画像(図1:3本の根の先に黒い影が見られ、赤・黄・青の丸で示されている。炎症の広がりを視覚的に表現した図)
▲初診時のレントゲン・CT画像

  • 以前の治療で被せ物が入っている歯である
  • 3本すべての根の先に黒い影(骨のない部分)が確認された
  • 一部の根が内側に向かって曲がっており、途中に穴があいている可能性がある
  • *近心頬側第二根管(MB2)が存在している可能性がある
  • 歯の根の先にある上顎洞(副鼻腔)の粘膜にも、影響が及んでいる可能性がある

この*近心頬側第二根管(MB2)は、上あごの奥歯にまれに存在する追加の根管です。肉眼や通常のレントゲンでは見つけにくく、過去の治療で処置されずに残ってしまうことがあるため、再発の原因になることもあります。そのため、CT、マイクロスコープなどを活用し、見逃さずに適切な処置を行うことが、治療成功のカギとなります。

これらの所見から、再根管治療が必要と診断し、歯を残せる可能性を最大限考慮しながら治療を進めていくことになりました。

治療にあたっては、まず根管治療で症状の改善を目指すこと、万が一、根管治療のみでは十分な改善が得られない場合には、外科的な処置(歯根端切除術など)を検討する可能性があることをご説明しました。
また、歯の内側が一部薄くなっているため、将来的に歯根破折が生じるリスクがあること、そして歯根が破折した場合には抜歯となることもお伝えし、これらをご理解いただいたうえで治療を開始することとなりました。


治療の経過:穿孔ギリギリの根も丁寧に処置

治療1回目

痛みはなく、ウミが溜まっている感じがするとのことでした。

瘻孔:頬側にあり

  • 麻酔後、被せ物を除去
  • ラバーダム(ゴム製のシート)を装着し、レジンコア(土台)を除去
  • 隔壁作製
  • 根管内の清掃
  • 次回の治療まで仮封で終了

レジンコアは非常によく接着しており、除去の際には歯の内部を傷つけないよう、マイクロスコープで確認しながら丁寧に処置を進めました。コアと歯の境目を見極めながら、歯にヒビが入ったり、必要以上に削ったりしないよう細心の注意を払いました。

また、特に内側に曲がった根(MB根)では、過去の治療で使われていた材料を取り除いた際、歯の壁が非常に薄く、穿孔(穴があくこと)ギリギリの状態であることが分かりました。歯の外側に突き抜けてしまわないよう、歯の形状や方向を常に意識しながら慎重に処置を行いました。

治療2回目

痛みや歯ぐきのふくらみはなく、症状は落ち着いているとのことでした。

瘻孔:なし

治療前と2回目治療時の口腔内比較写真。歯ぐきにあった瘻孔が消失している様子が確認できる
▲初診時と治療2回目開始前の口腔内写真

初診時に頬側の歯ぐきに見られたウミの出口(瘻孔)は、すでに改善していました。

  • 麻酔後、ラバーダムを装着
  • MB2を含む4本の根管すべてを根の先(根尖)まで清掃
  • 根管充填を実施
  • 次回の治療まで仮封
  • 根管充填後にレントゲンで状態を確認し、処置を終了

左上6番の根管充填直後のレントゲン画像。根の先からわずかに根充材が逸出しているが、根管充填は良好と判断
▲根管充填直後のレントゲン画像(根管充填は良好に行えました)

治療3回目

痛みなどの症状はなく、経過は順調でした。

瘻孔:なし

  • 麻酔後、ラバーダムを装着
  • ポスト(支柱)とコア(土台)を作製
  • 歯の形を整え、仮歯を作製して仮着
  • 経過観察へ移行

噛み合わせや炎症の変化を慎重に確認するため、一定期間の経過観察を行うこととしました。


経過観察:違和感の変化と画像で見る改善

根管充填後は、画像と症状の両面から経過を確認していきました。

左上6番の術前・根管充填直後・3カ月・半年・1年5カ月後のレントゲン画像比較。根の先の黒い影が徐々に縮小・改善していく様子を確認できる
▲レントゲンでの経過 (術前、根管充填直後、根管充填後3カ月、根管充填後半年、根管充填後1年5カ月)

左上6番の術前・根管充填後半年・1年5カ月後のCT画像による経過比較。根尖の黒い影や上顎洞粘膜の改善が確認できる
▲CT画像での経過(術前、根管充填後半年、根管充填後1年5カ月)

根管充填から3か月後

「なんとなく違和感がある」とのことで来院されましたが、痛みや腫れなどの明らかな症状はありませんでした。レントゲン画像では、根の先の黒い影に大きな変化は見られなかったものの、症状が再発することがなかったため、経過としては順調と判断されました。

根管充填から6か月後

この時点では、自覚症状はなく、CT画像でも3本の根の先に見られていた黒い影が縮小している様子が確認されました。症状と画像の両面から改善が見られたため、最終的な被せ物(補綴)をおすすめできる状態となりました。

根管充填から1年5カ月後

「またウミが溜まっているような感じがする」とのことで再来院されました。
ただし、痛みや腫れはなく、瘻孔も確認されず、咬んだときに少し違和感があるという状態でした。
レントゲン、CT画像では根の先の黒い影はさらに改善傾向を示しており、経過は良好と判断しました。
念のため、咬合調整と研磨を行い、今後の変化に備えて引き続き経過観察としました。


まとめ

今回のように、強い痛みや腫れがなくても、歯の中や根の先には炎症が広がっているケースは少なくありません。
とくに「瘻孔(ウミの出口)」は、そのような“見えない異常”を知らせる重要なサインのひとつです。

また、一部の根が曲がっていたり、穿孔(穴)が開きそうなほど歯の壁が薄いケースでも、マイクロスコープを使って丁寧に処置することで、歯を残せる可能性を高めることができます。

ご自身では気づきにくい異常もあるため、「違和感がある」「なんとなく変だな」と感じたときは、早めに歯科で精密な検査を受けることをおすすめします。


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👉【再発した腫れの原因は?】CTで分かった分岐部の影と再根管治療の効果
 └ 分岐部の黒い影に対して再根管治療を行い、腫れが改善した症例。

👉【治療したはずの歯が痛む】再発した痛みと再根管治療で改善した症例
 └ 再発した痛みに対して再治療を行い、骨の回復が得られた症例。


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最後までお読みいただきありがとうございました。

【2025年9月の診療カレンダー】月曜・祝日・臨時休診にご注意ください

こんにちは。

世田谷区・二子玉川で根管治療を専門に行っている坂上デンタルオフィスです。

坂上デンタルオフィスでは、木曜は毎週休診、月曜は隔週休診とさせていただいております。
2025年9月は、これらに加えて祝日や臨時の休診日がございます。
ご予約やご来院の際は、下記をご確認のうえご注意ください。


📅 2025年9月 診療カレンダー

2025年9月の診療カレンダーと休診日一覧(坂上デンタルオフィス)

✅ 休診日:

  • 木曜:毎週休診(9月4日、11日、18日、25日)
  • 月曜:隔週休診(9月1日、15日(敬老の日)、29日)
  • 祝日休診:9月15日(月・敬老の日)、9月23日(火・秋分の日)
  • 臨時休診:9月12日(金)、9月27日(土)

※予定は変更になる場合がございます。詳細はお問い合わせください。

📞 お電話について

診療時間は、9:30~14:00、15:00~18:00となっており、
昼休み(14:00~15:00)にはご対応できませんのでご注意ください。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

☎️ 休診日のお電話について

休診日はお電話がつながりません。
お手数ではございますが、留守番電話にメッセージを残していただくか、
翌診療日にお掛け直しくださいますようお願いいたします。
メッセージは診療再開後に順次確認・対応いたします。


ご予約に関するお願い

  • 当院は完全予約制です。初診の方はお電話にてご予約ください。
  • 治療継続中の方も、予約の変更・キャンセルはお早めにお電話にてご連絡ください。

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【大きな銀歯で再治療困難と言われた歯】CTで黒い影を確認、8年後も良好に経過

世田谷区・二子玉川で根管治療を専門に行っている坂上デンタルオフィスの坂上斉です。

今回ご紹介するのは、「大きな銀歯が入っているため再治療は難しい」と他院で言われた歯に対して、外科処置を行わず根管治療のみで改善が得られた症例です。

「再治療はできないと言われたけど、本当に歯を残すことは無理なの?」

そんな不安を抱えている方にとって、希望を感じていただける症例かもしれません。


初診時の状態:腫れとウミが出た歯、大きな銀歯の下に広がる炎症

経緯:他院では「再治療は難しい」と言われた

右上5番(第二小臼歯)の歯ぐきが腫れてきたため、近医を受診したところ「銀歯が大きく入っているため、治療は難しい」と説明され、当院を受診された。

  • 約15年前に治療を受けた歯である
  • 1週間ほど前に頬側の歯ぐきが腫れ始めた
  • 受診の2日前にウミがはじけて、痛みが引いた

主訴・所見:骨欠損の広がりと上顎洞粘膜の肥厚

  • 自発痛(何もしていない時の痛み):なし
  • 打診痛(歯を軽くたたいた時の痛み):あり
  • 圧痛(歯や歯ぐきを押したときの痛み):あり
  • 腫脹(歯ぐきの腫れ):あり(頬側)
  • 瘻孔(歯ぐきにできたウミの出口):なし

右上5番の初診時のレントゲン画像。歯の根の先に黒い影が大きく広がっており、骨がなくなっている様子が確認できる 初診時のレントゲン画像(図1:赤丸で根尖部の黒い影を、黄色の丸で大きな銀歯と土台を示している) 

右上5番の初診時のCT画像。銀歯の根の先に黒い影が広がり、上顎洞粘膜の肥厚が確認される 初診時のCT画像(図2:左下の画像では上顎洞粘膜の肥厚を青色で示し、右下の画像ではウミやガス(気泡)が疑われる状態を赤丸で示し、視覚的に表現した図)

▲初診時のレントゲン、CT画像

  • 歯の根の先に黒い影(骨のない部分)が広がっているのを確認
  • 黒い影は前後の歯の根にも及んでおり、広範囲にわたっていた
  • 上顎洞粘膜に肥厚を認めた(※)
  • CT画像では、黒い影の内部にさらに明瞭な黒い像が映っており、感染により生じたウミやガス(気泡)の存在が疑われた

※上顎洞粘膜が腫れると、頬の重だるさや痛みの原因となることがあるため注意が必要である

また、黒い影は複数の根にまたがる広範囲な病変であったため、歯根破折の可能性も視野に入れて慎重に診査した。しかし、明確な破折所見は認められなかったことから、歯の保存は可能と判断し、再根管治療を行う方針とした。


治療の経過:破折の可能性を考慮しながら慎重に進めた再治療

治療1回目

打診痛は軽度に確認されたが、自発痛や圧痛はなく、腫れも落ち着いていた。

症状は落ち着いているが、レントゲン所見から治療が必要であること、一時的に痛みが出る可能性があることを説明し、治療を開始した。

  • 麻酔後に被せ物を除去
  • ラバーダム(ゴム製のシート)を装着し、土台を除去
  • 隔壁を作製
  • 根管内の清掃を実施
  • 仮封を行って終了

治療2回目

処置当日は痛みがあったが、受診時には問題ない状態であり、軽度の圧痛が確認された。

  • 麻酔後にラバーダムを装着
  • 再度根管内の清掃を行い、根管充填を実施
  • 仮封後にレントゲンを撮影し状態を確認
  • 根の先からわずかに根充材が逸出していたが、根管充填は良好と判断
  • のう胞の可能性も否定できず、場合によっては外科処置が必要になる旨を説明し、経過を観察

右上5番の根管充填直後のレントゲン画像。根の先からわずかに根充材が逸出しているが、根管充填は良好と判断

▲根管充填直後のレントゲン

治療3回目

処置当日の痛みはあったものの、受診時には症状は消失していた。

  • 麻酔後、ラバーダム下でポスト(支柱)とコア(土台)を作製
  • 仮歯を作製して仮着

経過観察:3カ月・半年・2年と続いた骨の改善

右上5番の術前・根管充填直後・3か月・半年・約2年後のレントゲン画像比較。根の先の黒い影が徐々に縮小・改善していく様子を確認できる

▲レントゲンでの経過(術前、根管充填直後、根管充填後3カ月、半年、約2年)

右上5番の術前・根管充填後半年・約2年後のCT画像による経過比較。根尖の黒い影や上顎洞粘膜の改善が確認できる

▲CT画像での経過(術前、根管充填後半年、約2年)

根管充填から3カ月

  • 自覚症状なし、打診痛なし、軽度の圧痛あり
  • 根の先の黒い影が改善傾向にあることをレントゲンで確認

根管充填から半年

  • 自覚症状・打診痛・圧痛いずれもなし
  • 広範囲に広がっていた黒い影がレントゲンおよびCTにて縮小傾向であることを確認
  • 上顎洞粘膜の肥厚も改善していた
  • 仮歯を最終補綴に移行する方針を説明

根管充填から1年:(妊娠中)

  • 症状の再発なく、安定していた
  • 妊娠中のため画像撮影は控え、出産後に再評価する方針とした

根管充填から2年

  • 自覚症状なし
  • デンタルおよびCTにて黒い影のさらなる改善を確認
  • 非常に良好な経過であった

8年後の経過

術前と根管充填から約8年後のレントゲン画像比較。根尖の黒い影の改善が確認できる

▲レントゲンでの経過(術前、根管充填後約8年)

 他の歯が気になるとのことで来院された際、当該歯の再評価を実施。

  • 右上5番に症状はなし
  • レントゲンにて、初診時に存在していた黒い影は消失していた

 初診時には隣の歯の根まで及んでいた大きな黒い影が、ここまで改善していることからも、根管治療の効果と長期安定性が裏付けられた結果となった。


まとめ:再治療困難と言われた歯でも、根管治療で改善することがあります

  • 銀歯が大きく、再治療が難しいと診断された歯でも、CTやマイクロスコープを活用した精密な根管治療により改善が期待できる
  • 今回のように、広範囲の黒い影や副鼻腔への影響が疑われるケースでも、外科的処置を行わずに長期的に安定することもある

「この歯はもう抜くしかないのかも…」と不安に思っている方も、ぜひ一度ご相談ください。
精密検査のうえで、歯をできるだけ残すための選択肢をご提案させていただきます。


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👉【再発した腫れの原因は?】CTで分かった分岐部の影と再根管治療の効果
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 └ 抜歯と診断された歯を、ウミの原因を除去して残すことができたケース。

👉【治療したはずの歯が痛む】再発した痛みと再根管治療で改善した症例
 └ 再発した痛みに対して再治療を行い、骨の回復が得られた症例。


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【歯の根の形って1本1本ちがう?】複雑な根管に挑む専門治療の現場

「歯の根って、みんな同じ形じゃないの?」

そう思われる方は多いかもしれません。
実は、歯の根の中を通る“神経の管(根管)”の形は、1本1本異なるのが当たり前なのです。
まっすぐな根もあれば、曲がったり、複雑に枝分かれしていたりする根もあります。
根の形が違えば、治療の進め方や難易度も変わります。

当院ではCTやマイクロスコープを活用し、1本1本異なる根の形を正確に把握したうえで、丁寧な治療を行っています。

今回は、そんな“見えない部分”である歯の根の形についてご紹介します。


歯の中の「根管」って?

歯の断面図イラスト。エナメル質・象牙質・歯髄・歯肉・歯槽骨・歯根膜の位置と名称が示され、歯髄は痛みなどの刺激を脳へ伝える役割があると説明されている

歯の中には「根管」と呼ばれる細い管があり、その中に歯髄(しずい)という神経や血管を含む組織が入っています。

歯髄があることで、歯は痛みや温度変化を感じ、酸素や栄養が届けられて健康な状態が保たれます。
歯髄は歯の中心から根の先端まで伸びていて、**その通り道が「根管」**です。

むし歯が進行して歯髄に炎症が起きると、**根管内を清掃して隙間なく封鎖する「根管治療」**が必要になります。

根管はとても細かく入り組んだ形をしていることが多いため、治療には高い技術と慎重な判断が欠かせません。

👉関連記事:【歯の神経を残せるか不安な方へ】残す治療と抜く判断のポイント


歯の根は1本1本ちがうって本当?

同じ種類の歯でも、歯の根の本数や形は人によって異なります。
たとえば奥歯(大臼歯)は通常2〜3本の根がありますが、まれに4~5本あることもあります。

また、一見1本に見える根の中でも、C字状に複雑につながっているケースや、枝分かれしているケースも珍しくありません。


どんな形があるの?〜代表的な根管の形~

Vertucci分類

根管の形の基本的な分類に「Vertucci(ベルトゥッチ)分類」というものがあります。
これは、根管がどのように枝分かれし、どのようにつながっているかを8つのパターンに分けたものです。実際の歯では、この分類に収まらないようなさらに複雑な形も多く見られるため、治療前の精密な診断がとても重要です。

▼ Vertucci分類図

根管形態の分類図。Type1~Type8までの8種類の形態が図と説明付きで示されており、分岐や合流のパターンの違いがわかる


複雑な根管形態のいろいろ

歯の根の形は、Vertucci分類のような基本パターンに加えて、さらに多くの複雑な形態があります。
中には治療が難しく、根管を見逃したり、感染が残り炎症が起きたりするリスクが高まる場合もあります。
ここでは、実際の歯科治療の現場でよく遭遇する複雑な根管形態の一例をご紹介します。

▼根管形態図

根管の複雑な形態や変異を図と説明で示した一覧表。側枝・分岐・湾曲・フィン・イスムス・癒合歯など、治療上の注意点が解説されている


根の形に合わせた根管治療で、歯をできるだけ残す

歯の根の形は、一人ひとり違い、ときにはとても複雑なこともあります。
そうした見えにくい部分までしっかり診断し、その歯に合った方法で、できるだけ歯を残せるように治療を行うことが大切です。

「抜歯しかないかも…」と感じたときも、まずはCTやマイクロスコープを活用した精密な検査を受けてみませんか。治療の可能性は、診てみないと分からないこともたくさんあります。

もし気になる歯がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。


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👉【症状がないのに治療が必要?】CTで見つかった神経に近い黒い影と複雑な樋状根の治療例
└ 今回紹介した「樋状根」が見つかった実際の症例。無症状でも治療が必要になることも。

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└ 根の先が神経の近くにあるうえ、大きく曲がっている難しいケース

👉【初診ってそんなに時間がかかるの?】丁寧な診断と納得できる治療のために


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最後までお読みいただきありがとうございました。

【2025年8月の診療カレンダー】変則診療日にご注意ください

こんにちは。

世田谷区・二子玉川で根管治療を専門に行っている坂上デンタルオフィスです。

蒸し暑い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
坂上デンタルオフィスでは、8月も通常通り診療を行っておりますが、月曜日の休診日が多く、また一部診療時間が変更となる日がございます
ご予約やご来院の際は、下記の診療カレンダーをご確認ください。


📅 2025年8月 診療カレンダー

2025年8月の診療カレンダーと休診日一覧(坂上デンタルオフィス)

✅ 休診日:

  • 8月3日(日)
  • 8月4日(月)
  • 8月7日(木)
  • 8月11日(月・祝)山の日
  • 8月14日(木)
  • 8月18日(月)
  • 8月21日(木)
  • 8月28日(木)

⏰ 変則診療日:

  • 8月2日(土)
  • 8月31日(日)
    午前のみ診療(9:30~14:00)/午後は休診(15:00~18:00)

※予定は変更になる場合がございます。詳細はお問い合わせください。

📞 お電話について

診療時間は、9:30~14:00、15:00~18:00となっており、
昼休み(14:00~15:00)にはご対応できませんのでご注意ください。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

☎️ 休診日のお電話について

休診日はお電話がつながりません。
お手数ではございますが、留守番電話にメッセージを残していただくか、
翌診療日にお掛け直しくださいますようお願いいたします。
メッセージは診療再開後に順次確認・対応いたします。


📅前月の診療カレンダーはこちら

👉 【2025年7月の診療カレンダー】臨時休診にご注意を


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【治療したはずの歯が痛む】再発した痛みと再根管治療で改善した症例

世田谷区・二子玉川で根管治療を専門に行っている坂上デンタルオフィスの坂上斉です。

今回ご紹介するのは、過去に根管治療を2回受けたと考えられる歯に再び痛みが生じ、当院での根管治療によって改善が得られた症例です。

「数年前に治療した歯がまた痛み出した」
「一度治療しているのに、まだ悪くなるの?」

このようなご不安をお持ちの方に、再根管治療による改善例をご紹介いたします。


初診時の状態:経緯と再発した痛みの原因

経緯

左下6番(第一大臼歯)の歯ぐきに腫れを感じ、他院で根管治療を行ったのが一カ月前。
この時の処置は、少なくとも2回目の根管治療と考えられます。
その後も、

  • 夜間にズキズキと痛む
  • 硬いものを噛むことができない

といった症状が続き、当院を受診されました。
治療直後だったため、「炎症が落ち着いてくる可能性がある」と判断し、この時点では経過観察としました。

しかし、2年が経ち、再び痛みが気になるようになり、近隣の歯科医院で抗生剤を処方されて一時的に症状は軽快。「専門医で診てもらったほうが良い」とお話しがあり、再度当院を受診されました。

主訴・所見

  • 自発痛(何もしていない時の痛み):なし
  • 打診痛(歯を軽くたたいた時の痛み):なし
  • 腫れ:なし

初診時に撮影されたレントゲン画像、左下6番の根尖の黒い影が確認できる 初診時のレントゲン画像(図1:根尖の黒い影を赤丸で示したもの)
▲初診時のレントゲン画像

初診時のCT画像、左下6番の根尖に黒い影が認められる
▲初診時のCT画像

レントゲンおよびCTでは、歯の根の先に黒い影(骨がない部分)が確認されました。
また、根管の形態が不整で、根管内の処置が不十分だった可能性も考えられました。
これらの所見から、感染が残っていたことにより炎症が生じ、それが痛みの原因となっていると判断し、再根管治療を行う方針となりました。


治療の経過:再根管治療の処置内容

治療1回目

痛みはない状態でした。

  • 今後の処置に備えて仮歯の型取りを実施
  • 麻酔後、被せ物を除去
  • ラバーダム(ゴム製のシート)を装着し、土台を除去
  • 隔壁作製
  • 仮歯を作製、仮着

治療2回目

仮歯の状態は良好で、痛みもありませんでした。

  • 麻酔後、ラバーダムを装着し、根管内の清掃
  • 治療後は仮封、仮歯を再度仮着

治療3回目

前回の治療後、10日ほど痛みが続き、1週間は食事がしづらかったとのことでした。

  • 麻酔後、ラバーダム下で根管内の最終的な清掃と根管充填を実施
  • レントゲンで状態を確認し、仮封・仮歯で終了

左下6番の根管充填直後のレントゲン画像。根管内が適切に充填されている様子が確認できる
▲根管充填直後のレントゲン画像(根管充填は良好に行えました)

治療4回目

処置後、2日ほど軽い痛みがありました。

  • 麻酔後、ラバーダム下で、ポスト(支柱)とコア(土台)を作製
  • 仮歯の形を修正して、再度仮着

経過観察:レントゲン・CTでの変化

左下6番の術前・根管充填直後・3カ月・半年・2年後のレントゲン画像比較。黒い影の改善が時系列で確認できる
▲レントゲンでの経過
(術前、根管充填直後、根管充填後3カ月、根管充填後半年、根管充填後約2年)

左下6番の術前と根管充填後半年のCT比較画像。根尖の黒い影が改善字ている様子が確認される
▲CT画像での経過(術前、根管充填後半年)

根管充填から3カ月後

  • 痛みなし、食事も問題なくできている
  • レントゲンでは根の先の影に大きな変化は見られず、経過観察

根管充填から6カ月後

  • 数カ月前に軽い痛みがあったが、現在は問題なし
  • レントゲン、CTを撮影し、骨の回復傾向を確認
  • 経過が良好なため、かかりつけ歯科で被せ物の最終処置を依頼

根管充填から約2年後

別の歯の症状があり、ご来院されましたが、左下6番に症状や異常はなし。

  • レントゲンで確認したところ、さらに骨の改善が見られました。

まとめ:治療した歯でも再治療で改善できることがあります

複数回根管治療を受けた歯でも、処置が不十分な場合や根の形が複雑な場合には、炎症が再発することがあります。
今回のように、治療歴がある歯でも、再根管治療によって改善が得られるケースは少なくありません。
CTやマイクロスコープを活用しながら、根管内の感染源を的確に除去し、丁寧な処置を行うことで、骨の回復も期待できます。

  • 「治療した歯がまた痛む」
  • 「違和感があるけど大丈夫かな?」

と不安を感じる方は、放置せずに早めのご相談をおすすめします。


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✅関連記事はこちら
過去に治療した歯の痛みが再発するケースについては、こちらの症例も参考になります:

👉 【歯ぐきの腫れとウミが治らない】抜歯を勧められた歯を根管治療で残せた症例

👉 【再発した腫れの原因は?】CTで分かった分岐部の影と再根管治療の効果


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【2025年7月の診療カレンダー】臨時休診にご注意を

こんにちは。

世田谷区・二子玉川で根管治療を専門に行っている坂上デンタルオフィスです。

本日は、**2025年7月の診療スケジュール(休診日)**についてご案内いたします。
今月は通常の休診日に加えて、金曜・土曜・日曜の臨時休診がございます。ご来院・ご予約の際は、下記カレンダーをご確認ください。


📅2025年7月診療カレンダー

2025年7月の診療カレンダーと休診日一覧(坂上デンタルオフィス)

✅ 休診日:

  • 木曜:毎週休診(7月3日、10日、17日、24日、31日)
  • 月曜:7月7日、7月21日(海の日) (隔週での休診)
  • 臨時休診:7月18日(金)、7月19日(土)、7月20日(日)

⏰ 変則診療日:

  • 7月6日(日)
    午前のみ診療(9:30~14:00)/午後は休診(15:00~18:00)

※予定は変更になる場合がございます。詳細はお問合せください。

📞お電話について

診療時間は、9:30~14:00、15:00~18:00となっており、
昼休み(14:00~15:00)にはご対応できませんのでご注意ください。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

☎️休診期間中のお電話について

7月17日(木)~21日(月)は休診期間となり、お電話は繋がりません。

お手数ではございますが、留守番電話にメッセージを残していただくか、
7月22日(火)以降にお掛け直しくださいますようお願いいたします。
休診期間中に頂戴したお問合せにつきましては、7月22日より順次対応いたします。


📅前月の診療カレンダーはこちら

👉 【2025年6月の診療カレンダー】臨時休診にご注意を


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【再発した腫れの原因は?】 CTで分かった分岐部の影と再根管治療の効果

世田谷区・二子玉川で根管治療を専門に行っている坂上デンタルオフィスの坂上斉です。

「治療したはずの歯が、また腫れてきた…」 そんな不安を抱えて来院された患者さんの症例をご紹介します。

過去に根管治療を受けた右下の奥歯が再び腫れた原因は、CT画像によって分岐部の黒い影として発見されました。

今回は、その再発の原因と考えられる「穿孔(せんこう)」への対処、再根管治療の経過、そしてCT画像上での改善が確認できた症例を詳しくご紹介します。


初診時の状態:再発した腫れの原因

患者様は、右下6番の歯(第一大臼歯)の歯ぐきの腫れを主訴に来院されました。痛みはないものの、数年前に受けた抜髄(歯の神経を取る処置)後に腫れが生じ、再根管治療を行ったものの、腫れが再発したとのことです。

主訴・所見

  • 自発痛:なし
  • 打診痛:なし
  • 圧痛:軽度
  • 瘻孔(歯ぐきにできるウミの出口):頬側にあり

初診時の右下6番頬側に瘻孔(ウミの出口)が認められる口腔内写真 初診時の右下6番頬側の歯ぐきに瘻孔(ウミの出口)が認められる口腔内写真。図1で赤丸表示

レントゲン・CTの所見

  • 根尖部に黒い影(骨が溶けている所見)を確認
  • 分岐部(歯の根の分かれ目)にも黒い影が存在

初診時のレントゲン画像。右下6番の根尖部と分岐部に透過像(黒い影)が見られる 治療前のレントゲンに赤丸で分岐部の黒い影を示した図2 初診時に撮影したCT画像。右下6番の根尖部および分岐部に黒い影が認められる

分岐部の黒い影の原因として考えられること:

  • 慢性炎症:根管内に残存する細菌による炎症反応
  • 解剖学的複雑性:根の分岐部の形状により十分な清掃が困難
  • 穿孔(せんこう)の可能性:細菌の侵入経路となる穴が開いている可能性

患者様には、穿孔が疑われること、穿孔だった場合は封鎖を行うものの、分岐部の黒い影は治癒しづらく、歯周ポケットが残る可能性があることをご説明し、ご理解いただいた上で治療を開始しました。


治療の経過:再根管治療の経過と穿孔封鎖の処置

治療1回目

腫れの状態に変化はなく、硬いものを食べた際に違和感があるとのこと。

  • 被せ物およびレジンコアを除去
  • 穿孔の確認
  • 根管治療開始
  • 隔壁作製
  • 仮歯装着

治療2回目

初診時と治療2回目の口腔内比較写真。瘻孔の縮小と歯ぐきの炎症軽減が確認される

腫れは改善し、重かった感じが軽減されたとのこと。瘻孔も消失を確認。

  • 根管治療継続
  • 穿孔封鎖

治療3回目

痛みや腫れはなく、状態は安定。

  • 根尖まで清掃
  • 根管充填

治療4回目

痛みはなく、経過良好。

  • ポスト・コア築造
  • 仮歯を修正し仮着

経過観察:CTでの影の変化(6か月・1年後)

根管充填後6ヶ月

レントゲンおよびCT撮影を行い、術前に認められた根尖部および分岐部の黒い影が改善していることを確認しました。特に、分岐部では治療中に封鎖した穿孔部位周囲の黒い影が小さくなっていました。これにより、最終補綴を進めても問題ないことを患者様に説明しました。

根管充填後1年

患者様より、たまに硬いものを噛むと少し痛むとの訴えがありましたが、腫脹は認められず、レントゲンでも黒い影は確認されませんでした。経過は良好と判断しました。

術前・根管充填直後・半年・1年後のレントゲン画像比較。黒い影の改善が時系列で確認できる

治療前と根管充填後6カ月のCT比較画像。分岐部の黒い影が改善している様子が確認される


まとめ:再発した腫れと分岐部の黒い影が改善した症例

今回のケースでは、CT診断時点で根尖部および分岐部に黒い影が認められ、分岐部の黒い影については慢性炎症、解剖学的な清掃困難、さらには穿孔の可能性などが挙げられました。

実際の治療中に分岐部の穿孔を確認し、適切に封鎖することで局所の炎症が改善され、CT画像上でも黒い影が小さくなっていることが確認されました。

治療の結果、患者様は痛みもなく、食事が快適にできる状態まで回復しています。根管充填後6カ月の経過を踏まえ、すでに最終補綴も完了しており、このまま快適に使用いただけることを期待しています。


「再発する腫れの原因が分からない」「以前治療した歯がまた腫れてきた」といったお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。

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▼関連記事を読む

・【歯ぐきの腫れとウミが治らない】抜歯を勧められた歯を根管治療で残せた症例

・当院での根管治療(9)(垂直的な透過像と歯ぐきの腫れがあった歯の再根管治療)

・歯の神経と根管治療の基礎知識はこちら 👉「歯の神経を抜く」とは?


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【初診ってそんなに時間がかかるの?】丁寧な診断と納得できる治療のために

「初診って、そんなに時間がかかるものなんですか?」

ときどき、そんなご質問をいただきます。
坂上デンタルオフィスでは、初診に約60分のお時間をいただいています。

なぜそこまで時間をかけるのか――
その理由は、**「正確な診断」と「納得のいく治療」**を行うためです。


痛みの原因を、根本から見極めるために

歯科用CT(ベラビューX800)の外観。立体的な画像診断が可能な高性能装置

当院を受診される方の多くは、「ずっと治らなかった痛み」や「他院では難しいと言われた治療」など、根管治療を必要とする複雑な症例を抱えて来院されます。
そうした症例では、単にレントゲンを撮るだけでは原因が分からないことも少なくありません。そこで、歯科用CTやマイクロスコープを用いた検査を行い、歯の状態を多角的に把握します。必要に応じて、これまでの治療経過や痛みの出方なども詳しくお聞きし、総合的に診断を行います。


納得できる説明と治療計画を

診査後は、治療内容や通院回数、費用の見通しなどをできるだけ分かりやすく丁寧にご説明します。
とくに当院のような自費診療の場合、費用や通院の負担も少なくありません。だからこそ、治療を始める前に、しっかりと情報を提供し、患者様ご自身が「この治療を受けよう」と納得して選べることを大切にしています。
どんなに技術的に優れた治療でも、患者様が不安を感じたままであったり、その内容に納得していなかったりすれば、良い結果にはつながりません。


初診から、治療後まで一貫したフォローを

当院では、初診から治療、経過観察まで一貫して一人の歯科医師が担当します。
「歯を残したい」「痛みをとにかく取りたい」「過去の治療が怖かった」など、患者様の不安やご希望を正確に把握することが、のちの治療においても非常に大きな意味を持ちます。
そうしたお声をじっくりとお聞きできる時間にしたいと考えています。
「一刻も早く治したい」というお気持ちにも寄り添いながら、正確な診断なくして、的確な治療はできないというのが当院の考えです。


坂上デンタルオフィスでは、初診の時間を大切にし、精密な診査・診断にもとづいた丁寧な治療を提供しています。不安や疑問、これまでのご経験など、どんなことでも遠慮なくお話しください。


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【重要】坂上デンタルオフィス(世田谷区・二子玉川)の治療費改定について

いつも坂上デンタルオフィスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

近年の材料費の高騰により、2025年4月1日以降、初診料・再診料を改定させていただくことになりました。患者様にはご負担をおかけしますが、より良い治療を提供するため、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

料金改定の詳細

なお、4月1日より一律にではなく、治療開始のタイミングや来院履歴によって判断させていただきますので、ご来院の際にご確認ください。

今後も皆様に安心して治療をお受けいただけるよう努めて参ります。

何卒ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

坂上デンタルオフィス

院長 坂上 斉


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// 全記事表示
  • 【繰り返す歯ぐきの腫れが心配】CTで確認した黒い影の原因
  • 【ウミが出て不安だった歯】3本の根に広がる炎症を再根管治療で改善
  • 【2025年9月の診療カレンダー】月曜・祝日・臨時休診にご注意ください
  • 【大きな銀歯で再治療困難と言われた歯】CTで黒い影を確認、8年後も良好に経過
  • 【歯の根の形って1本1本ちがう?】複雑な根管に挑む専門治療の現場
  • 【2025年8月の診療カレンダー】変則診療日にご注意ください
  • 【治療したはずの歯が痛む】再発した痛みと再根管治療で改善した症例
  • 【2025年7月の診療カレンダー】臨時休診にご注意を
  • 【再発した腫れの原因は?】 CTで分かった分岐部の影と再根管治療の効果
  • 【初診ってそんなに時間がかかるの?】丁寧な診断と納得できる治療のために
  • 【2025年6月の診療カレンダー】臨時休診にご注意を
  • 【歯の神経を残せるか不安な方へ】残す治療と抜く判断のポイント
  • 【以前詰めた歯がしみる】 深いむし歯でも神経を残すことができた歯髄保存の成功例
  • 【2025年5月の診療カレンダー】GW中の休診と電話対応にもご注意ください
  • 【左下の歯ぐきがしびれる】下顎管に近接した根尖の黒い影が改善した症例
  • 2025年4月・5月の休診日について
  • 【症状がないのに治療が必要?】CTで見つかった神経に近い黒い影と複雑な樋状根の治療例
  • 【重要】坂上デンタルオフィス(世田谷区・二子玉川)の治療費改定について
  • 【二子玉川の歯科医院】ご予約確認のお電話について|坂上デンタルオフィス
  • 【歯ぐきの腫れとウミが治らない】抜歯を勧められた歯を根管治療で残せた症例
  • 【腫れや痛みが治まっても要注意】CT診断でわかった樋状根と下顎管近接の黒い影
  • 2025年3月の休診日について
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  • 新型コロナウィルスへの当院の対策について
  • 2019年新患患者さん受け入れ状況について
  • 4月5月は木曜日休診といたします。
  • 新規患者さんの受け入れ状況について
  • 新規患者さんの受け入れ状況について
  • 新規患者さんの受け入れ状況について
  • 新規患者さんの受け入れについて(修正:2022年9月10日)
  • 診療日の追加
  • 本年も大変お世話になりました。
  • 当院での根管治療(6)
  • 9月23日はプライベートセミナー
  • 9月は講演がたくさん
  • 9/10(日)は医局のOB会にてプレゼンさせていただきました。
  • 先週の土曜日、日曜日は講演会のお手伝い。
  • 日曜日は休診させていただきました。
  • 日本歯内療法学会へ参加致しました。
  • 第146回日本歯科保存学会春季大会
  • 当院での根管治療(5)
  • 大学での実習のお手伝い
  • 当院での根管治療2017(4)
  • トライオートZX2の動画を追加しました。
  • 新しい機材が導入されました(トライオートZX2)
  • 当院での根管治療2017(3)
  • 2017年日本顕微鏡歯科学会
  • 院長の執筆した専門書が出版されました。
  • 4月5月休診日の変更
  • 友人が専門書を出版しました。
  • 歯内療法症例検討会2017年春
  • 根管治療の経過2017(2)
  • 2/25(土)は痛みの講習会に参加しました。
  • 4月5月の休診日について
  • 根管(根幹)治療の後に開けっ放しになっているのですが、治療は可能でしょうか?
  • 治療の経過(ウミの出口ができてしまった方)2017(1)
  • 専門書の執筆
  • 2017年1月5日(木)から診療開始いたします。
  • 年末年始の開院日時
  • 第9回歯内療法症例検討会に参加してきました。
  • 第23回歯科医学会総会に参加してきました。
  • 10/23(日)、10/30(日)、11/6(日)は休診のお知らせ
  • 院長も執筆している専門書が発売されました。
  • 坂上デンタルオフィスお知らせ
  • 坂上デンタルオフィス休診日
  • 根管治療が終わったのに痛みが出てしまいました。根管治療が失敗したのでしょうか?
  • 坂上デンタルオフィス休診日
  • 根管治療が終わったのに痛みが出てしまいました。根管治療が失敗したのでしょうか?
  • 根管治療後に激痛を生じました。こんなことってありますか?
  • 根管治療の症例を一つ追加しました。
  • 日本歯科保存学会2016年春季学術大会part 2.
  • 日本歯科保存学会2016年春季学術大会
  • 坂上デンタルオフィス休診日のお知らせ
  • 30代男性:根管治療 患者様の声
  • 30代男性:根管治療 患者様の声
  • 根管治療とは・・・
  • 歯根端切除術の勉強会に行ってきました。
  • 春~spring~
  • 本日は大学にお手伝いに伺いました。
  • ゴールデンウィークの診療日について
  • 4月5月の診療日について
  • AAE2016の続き
  • AAE2016に参加させていただきました。
  • 今日で開業1年たちました。
  • 4月4日〜11日は休診させていただきます。
  • ご無沙汰しております。
  • 30代女性:根管治療 患者様の声
  • 前の通りが工事中です。
  • 歯科専門誌に記事を掲載して頂きました。
  • 30代女性:根管治療 患者様の声
  • 根管治療時に無菌的処置を行っていますか?
  • 初雪
  • 2016年 診療開始
  • 年末年始の休診日について
  • 根管治療した歯でもずっと使えますか?
  • 神経を取る薬には、副作用がないのでしょうか? 周囲の組織に悪影響がないか心配です。
  • かぶせものに穴をあけて再根管治療を行いました。その後、穴をふさいだ形跡がないのですが、このままでいいのでしょうか?
  • ご無沙汰しております(新しい器具『SAF』について)
  • スポーツと歯の関係から、少し関係のないこと。
  • 講演してきました。
  • 歯の変色について
  • 根管治療専門で開業して半年経ちました。
  • 以前、他院で根管治療をした歯が痛みます。根管治療が失敗したということでしょうか?
  • 根管治療には針のような器具を使うようですが、治療中は痛くないのでしょうか?
  • 神経を取るため歯を削りましたが、とても大きな穴があきました。そこまで削る必要があるのでしょうか?
  • 根管治療したにもかかわらず、咬むと痛みます。治療がうまくいかなかったのでしょうか?
  • 現在通院中なのですが、根の治療のために何度も通院するよう言われます。どうしてですか?
  • どうして歯の神経を取らなくてはいけないのですか?
  • 根管治療にはどのくらいの時間がかかりますか?また、通院は何回くらいする必要がありますか?
  • 以前、他院で根管治療をした歯が痛みます。根管治療が失敗したということでしょうか?
  • 根管治療には針のような器具を使うようですが、治療中は痛くないのでしょうか?
  • 神経を取るため歯を削りましたが、とても大きな穴があきました。そこまで削る必要があるのでしょうか?
  • 二子玉川 花火大会
  • 根管治療したにもかかわらず、咬むと痛みます。治療がうまくいかなかったのでしょうか?
  • どうして歯の神経を取らなくてはいけないのですか?
  • 根管治療にはどのくらいの時間がかかりますか?また、通院は何回くらいする必要がありますか?
  • 根管治療専門医としてのラバーダム防湿 part 2
  • 根管治療専門医としてのラバーダム防湿 part 1
  • 歯科保存学会報告 part 2
  • 歯科保存学会報告
  • 開院3か月
  • ZEISS Forum 2015
  • 50代女性:根管治療 患者様の声
  • 40代女性:根管治療 患者様の声
  • 治療の際の痛みはありますか?
  • 根管治療後に痛みが出る事はありますか?
  • 根管治療ってどのような治療ですか?
  • 50代女性:根管治療 患者様の声
  • 痛くない治療のために
  • 『歯の神経を抜く』ってなに? (ひどい虫歯の治療について)
  • 私の道具箱
  • Dr.Kim from The University of Pennsylvania.
  • 坂上 斉です。
  • ドクター紹介
  • 痛くない根管治療のさかうえデンタルオフィス 4月2日開院予定