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お知らせ

お知らせ

【重要】坂上デンタルオフィス(世田谷区・二子玉川)の治療費改定について

いつも坂上デンタルオフィスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

近年の材料費の高騰により、2025年4月1日以降、初診料・再診料を改定させていただくことになりました。患者様にはご負担をおかけしますが、より良い治療を提供するため、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

料金改定の詳細

なお、4月1日より一律にではなく、治療開始のタイミングや来院履歴によって判断させていただきますので、ご来院の際にご確認ください。

今後も皆様に安心して治療をお受けいただけるよう努めて参ります。

何卒ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

坂上デンタルオフィス

院長 坂上 斉


🦷 坂上デンタルオフィス

📍東京都世田谷区玉川3-14-8 3F
📞 03-6805-6546

最後までお読みいただきありがとうございました。

【2025年7月の診療カレンダー】臨時休診にご注意を

こんにちは。

世田谷区・二子玉川で根管治療を専門に行っている坂上デンタルオフィスです。

本日は、**2025年7月の診療スケジュール(休診日)**についてご案内いたします。
今月は通常の休診日に加えて、金曜・土曜・日曜の臨時休診がございます。ご来院・ご予約の際は、下記カレンダーをご確認ください。


📅2025年7月診療カレンダー

2025年7月の診療カレンダーと休診日一覧(坂上デンタルオフィス)

✅ 休診日:

  • 木曜:毎週休診(7月3日、10日、17日、24日、31日)
  • 月曜:7月7日、7月21日(海の日) (隔週での休診)
  • 臨時休診:7月18日(金)、7月19日(土)、7月20日(日)

⏰ 変則診療日:

  • 7月6日(日)
    午前のみ診療(9:30~14:00)/午後は休診(15:00~18:00)

※予定は変更になる場合がございます。詳細はお問合せください。

📞お電話について

診療時間は、9:30~14:00、15:00~18:00となっており、
昼休み(14:00~15:00)にはご対応できませんのでご注意ください。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

☎️休診期間中のお電話について

7月17日(木)~21日(月)は休診期間となり、お電話は繋がりません。

お手数ではございますが、留守番電話にメッセージを残していただくか、
7月22日(火)以降にお掛け直しくださいますようお願いいたします。
休診期間中に頂戴したお問合せにつきましては、7月22日より順次対応いたします。


📅前月の診療カレンダーはこちら

👉 【2025年6月の診療カレンダー】臨時休診にご注意を


👉 初診のご予約はこちらから

当院ではCT診断やマイクロスコープを活用した精密な根管治療を、すべて自由診療にて行っています。
治療費用について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
👉 治療の費用についてはこちら


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最後までお読みいただきありがとうございました。

【再発した腫れの原因は?】 CTで分かった分岐部の影と再根管治療の効果

世田谷区・二子玉川で根管治療を専門に行っている坂上デンタルオフィスの坂上斉です。

「治療したはずの歯が、また腫れてきた…」 そんな不安を抱えて来院された患者さんの症例をご紹介します。

過去に根管治療を受けた右下の奥歯が再び腫れた原因は、CT画像によって分岐部の黒い影として発見されました。

今回は、その再発の原因と考えられる「穿孔(せんこう)」への対処、再根管治療の経過、そしてCT画像上での改善が確認できた症例を詳しくご紹介します。


初診時の状態:再発した腫れの原因

患者様は、右下6番の歯(第一大臼歯)の歯ぐきの腫れを主訴に来院されました。痛みはないものの、数年前に受けた抜髄(歯の神経を取る処置)後に腫れが生じ、再根管治療を行ったものの、腫れが再発したとのことです。

主訴・所見

  • 自発痛:なし
  • 打診痛:なし
  • 圧痛:軽度
  • 瘻孔(歯ぐきにできるウミの出口):頬側にあり

初診時の右下6番頬側に瘻孔(ウミの出口)が認められる口腔内写真 初診時の右下6番頬側の歯ぐきに瘻孔(ウミの出口)が認められる口腔内写真。図1で赤丸表示

レントゲン・CTの所見

  • 根尖部に黒い影(骨が溶けている所見)を確認
  • 分岐部(歯の根の分かれ目)にも黒い影が存在

初診時のレントゲン画像。右下6番の根尖部と分岐部に透過像(黒い影)が見られる 治療前のレントゲンに赤丸で分岐部の黒い影を示した図2 初診時に撮影したCT画像。右下6番の根尖部および分岐部に黒い影が認められる

分岐部の黒い影の原因として考えられること:

  • 慢性炎症:根管内に残存する細菌による炎症反応
  • 解剖学的複雑性:根の分岐部の形状により十分な清掃が困難
  • 穿孔(せんこう)の可能性:細菌の侵入経路となる穴が開いている可能性

患者様には、穿孔が疑われること、穿孔だった場合は封鎖を行うものの、分岐部の黒い影は治癒しづらく、歯周ポケットが残る可能性があることをご説明し、ご理解いただいた上で治療を開始しました。


治療の経過:再根管治療の経過と穿孔封鎖の処置

治療1回目

腫れの状態に変化はなく、硬いものを食べた際に違和感があるとのこと。

  • 被せ物およびレジンコアを除去
  • 穿孔の確認
  • 根管治療開始
  • 隔壁作製
  • 仮歯装着

治療2回目

初診時と治療2回目の口腔内比較写真。瘻孔の縮小と歯ぐきの炎症軽減が確認される

腫れは改善し、重かった感じが軽減されたとのこと。瘻孔も消失を確認。

  • 根管治療継続
  • 穿孔封鎖

治療3回目

痛みや腫れはなく、状態は安定。

  • 根尖まで清掃
  • 根管充填

治療4回目

痛みはなく、経過良好。

  • ポスト・コア築造
  • 仮歯を修正し仮着

経過観察:CTでの影の変化(6か月・1年後)

根管充填後6ヶ月

レントゲンおよびCT撮影を行い、術前に認められた根尖部および分岐部の黒い影が改善していることを確認しました。特に、分岐部では治療中に封鎖した穿孔部位周囲の黒い影が小さくなっていました。これにより、最終補綴を進めても問題ないことを患者様に説明しました。

根管充填後1年

患者様より、たまに硬いものを噛むと少し痛むとの訴えがありましたが、腫脹は認められず、レントゲンでも黒い影は確認されませんでした。経過は良好と判断しました。

術前・根管充填直後・半年・1年後のレントゲン画像比較。黒い影の改善が時系列で確認できる

治療前と根管充填後6カ月のCT比較画像。分岐部の黒い影が改善している様子が確認される


まとめ:再発した腫れと分岐部の黒い影が改善した症例

今回のケースでは、CT診断時点で根尖部および分岐部に黒い影が認められ、分岐部の黒い影については慢性炎症、解剖学的な清掃困難、さらには穿孔の可能性などが挙げられました。

実際の治療中に分岐部の穿孔を確認し、適切に封鎖することで局所の炎症が改善され、CT画像上でも黒い影が小さくなっていることが確認されました。

治療の結果、患者様は痛みもなく、食事が快適にできる状態まで回復しています。根管充填後6カ月の経過を踏まえ、すでに最終補綴も完了しており、このまま快適に使用いただけることを期待しています。


「再発する腫れの原因が分からない」「以前治療した歯がまた腫れてきた」といったお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。

👉初診予約の流れを確認する

👉当院の治療費についてはこちら

▼関連記事を読む

・【歯ぐきの腫れとウミが治らない】抜歯を勧められた歯を根管治療で残せた症例

・当院での根管治療(9)(垂直的な透過像と歯ぐきの腫れがあった歯の再根管治療)

・歯の神経と根管治療の基礎知識はこちら 👉「歯の神経を抜く」とは?


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最後までお読みいただきありがとうございました。

【初診ってそんなに時間がかかるの?】丁寧な診断と納得できる治療のために

「初診って、そんなに時間がかかるものなんですか?」

ときどき、そんなご質問をいただきます。
坂上デンタルオフィスでは、初診に約60分のお時間をいただいています。

なぜそこまで時間をかけるのか――
その理由は、**「正確な診断」と「納得のいく治療」**を行うためです。


痛みの原因を、根本から見極めるために

歯科用CT(ベラビューX800)の外観。立体的な画像診断が可能な高性能装置

当院を受診される方の多くは、「ずっと治らなかった痛み」や「他院では難しいと言われた治療」など、根管治療を必要とする複雑な症例を抱えて来院されます。
そうした症例では、単にレントゲンを撮るだけでは原因が分からないことも少なくありません。そこで、歯科用CTやマイクロスコープを用いた検査を行い、歯の状態を多角的に把握します。必要に応じて、これまでの治療経過や痛みの出方なども詳しくお聞きし、総合的に診断を行います。


納得できる説明と治療計画を

診査後は、治療内容や通院回数、費用の見通しなどをできるだけ分かりやすく丁寧にご説明します。
とくに当院のような自費診療の場合、費用や通院の負担も少なくありません。だからこそ、治療を始める前に、しっかりと情報を提供し、患者様ご自身が「この治療を受けよう」と納得して選べることを大切にしています。
どんなに技術的に優れた治療でも、患者様が不安を感じたままであったり、その内容に納得していなかったりすれば、良い結果にはつながりません。


初診から、治療後まで一貫したフォローを

当院では、初診から治療、経過観察まで一貫して一人の歯科医師が担当します。
「歯を残したい」「痛みをとにかく取りたい」「過去の治療が怖かった」など、患者様の不安やご希望を正確に把握することが、のちの治療においても非常に大きな意味を持ちます。
そうしたお声をじっくりとお聞きできる時間にしたいと考えています。
「一刻も早く治したい」というお気持ちにも寄り添いながら、正確な診断なくして、的確な治療はできないというのが当院の考えです。


坂上デンタルオフィスでは、初診の時間を大切にし、精密な診査・診断にもとづいた丁寧な治療を提供しています。不安や疑問、これまでのご経験など、どんなことでも遠慮なくお話しください。


👉初診予約の流れはこちら

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最後までお読みいただきありがとうございました。

【2025年6月の診療カレンダー】臨時休診にご注意を

こんにちは。

世田谷区・二子玉川で根管治療を専門に行っている坂上デンタルオフィスです。

本日は、2025年6月の診療スケジュール(休診日)についてご案内いたします。


今月は通常の休診日に加えて、金曜・土曜の臨時休診や日曜午後の診療変更がございます。ご来院・ご予約の際は、下記カレンダーをご確認ください。

📅 2025年6月 診療カレンダー

2025年6月の診療カレンダーと休診日一覧(坂上デンタルオフィス)

✅ 休診日:

• 月曜: 6月9日、6月23日(隔週での休診)

• 木曜: 毎週休診(6月5日、12日、19日、26日)

• 臨時休診: 6月6日(金)、6月20日(金)、6月21日(土)

• 午後休診: 6月29日(日) ※午前(9:30~14:00)は診療

※予定は変更になる場合がございます。詳細はお問い合わせください。

📞 お電話について

診療時間は、9:30~14:00、15:00~18:00となっており、

昼休み(14:00~15:00)にはご対応できませんのでご注意ください。

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。


📅前月の診療カレンダーはこちら

👉 【2025年5月の診療カレンダー】GW中の休診と電話対応にもご注意ください

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最後までお読みいただきありがとうございました。

【歯の神経を残せるか不安な方へ】残す治療と抜く判断のポイント

神経を抜くと言われて不安な方へ

「神経を取る必要があります」——歯科医院でこう告げられて、不安になったことはありませんか?

歯の神経(歯髄)は、できる限り残したい大切な組織です。 しかし、症状やむし歯の進行具合によっては、どうしても抜かなければならない場合もあります。

この記事では、

  • 神経を残せるかどうかの判断基準
  • 神経を残す治療のメリット・リスク
  • 抜髄(神経を取る処置)が必要になるケース をわかりやすくご紹介します。

歯の神経とその役割を知る

歯髄が果たす大切な働き

歯の内部には「歯髄(しずい)」と呼ばれる神経や血管が通っています。 これは、歯に酸素や栄養を届け、健康な状態を保つための大切な組織です。

歯の構造と神経の位置関係(図解)

📍 図:歯の構造と歯髄の働き

歯の断面図。エナメル質・象牙質・歯肉・歯槽骨・歯根膜・歯髄がラベル付きで示されている

  • エナメル質:歯の一番外側にある硬い部分
  • 象牙質:その内側にあり、神経に近い層(エナメル質より軟らかい)
  • 歯髄:神経や血管が集まり、歯に栄養や感覚を与える
  • 歯槽骨:歯を支えるあごの骨
  • 歯根膜:歯根とあごの骨(歯槽骨)をつなぐ靭帯、膜状になっている

この歯髄があることで、歯は“生きている”状態を保ち、外部からの刺激を感知することができます。


神経を残す治療とは?

歯髄保存処置ができるケース

むし歯が深くても、神経まで完全に感染していなければ、**「歯髄保存処置」**という方法で神経を残すことができます。

  • 冷たいものがしみるなどの軽度な症状
  • 自然に痛みがおさまることがある

このような状態であれば、慎重に処置することで神経を温存し、歯の寿命を延ばすことができます。

神経を残すメリット

  1. 感覚の維持:温度や痛みの感覚が残るため、自然な使い心地を維持できます。
  2. 歯の強度保持:歯に栄養が届きやすく、長期的に歯が割れにくくなります。
  3. 違和感の少ない仕上がり:神経があることで、治療後の感覚も自然です。

神経を抜く必要があるのはどんな時?

抜髄が必要な主な症状・所見

以下のような状態では、神経がすでに炎症や感染を起こしており、**抜髄(ばつずい)**という神経を抜く処置が必要になります。

  • 何もしていなくてもズキズキと痛む(自発痛)
  • 夜眠れないほどの強い痛み
  • 歯ぐきにウミの出口(瘻孔)がある
  • レントゲンやCTで根の周囲に黒い影(根尖病変)が見られる

これらはすでに歯髄が細菌感染しているサインであり、残しておくと悪化する恐れがあります。

神経を抜いた歯の変化と処置(根管治療)

神経を抜くと、歯は栄養供給を失い、細菌に対して抵抗力を失います。 そのままでは細菌が繁殖しやすいため、根管治療(歯の内部の清掃・封鎖)を行って感染を防ぎます。


神経を抜かざるを得ない原因とは

むし歯だけじゃない!5つの抜髄原因

抜髄が必要になる主な原因には、次のようなものがあります:

  1. むし歯(カリエス):進行したむし歯が神経に達すると炎症や感染が起こり、抜髄が必要になります。特に治療が遅れると痛みや腫れを引き起こすため、抜髄を避けることが難しくなります。
  2. 外傷(打撲・事故など):転倒や事故などで歯を強く打った際、神経が損傷して抜髄が必要になることがあります。
  3. 歯のひび割れ(クラック):歯にひびが入り、その亀裂が神経に達すると、強い痛みを生じます。ひび割れからの細菌感染を防ぐために神経を取る処置が必要になります。
  4. 重度の歯周病:進行した歯周病によって歯の根に感染が広がり、神経にも悪影響を及ぼすことがあります。
  5. 過度な歯科治療や修復物による刺激:詰め物や被せ物のやり直しを繰り返すと、神経に負担がかかり、炎症が起きて抜髄が必要になることがあります。

最も多い原因は「進行したむし歯」です。むし歯を早期に発見し、適切な処置を受けることで神経を守れる可能性が高まりますが、症状が進行すると抜髄が避けられない場合もあります。

進行による歯の状態の変化(図解)

下記の図は、むし歯の進行にともなう歯の内部の変化を示しています:

歯の神経の状態の違いを示した断面図。健康な歯、むし歯が神経に達した歯(根尖に黒い影あり)、根管治療を受けた歯の3段階を比較。神経の保存や抜髄、根管治療の必要性を視覚的に説明。

  1. 健康な歯:神経が生きており、刺激に反応できる状態
  2. 神経に達したむし歯:痛みや炎症が起きている段階
  3. 神経を除去した歯(抜髄後):根管治療によって清掃された状態

感染した神経を残すリスク

症状が悪化する前にすべき判断とは?

「できれば神経は残したい」と思う方は多いですが、感染した神経を無理に残すと、以下のようなリスクがあります:

  • 痛みや腫れが長引く
  • 歯の周囲の骨が溶けてしまう(骨吸収)
  • 骨吸収がすすみ、抜歯に至るケースも

そのため、感染が疑われる場合には、早期に神経を除去し、適切な治療を行うことが大切です。


まとめ:歯の神経を残すか、抜くかの判断基準

患者さんごとの最適な治療方針とは?

神経を残すか、抜くかの判断は、歯の状態や症状、画像所見をもとに慎重に行います。

当院では、CTやマイクロスコープなどの精密検査をもとに、できるだけ神経を残す治療を心がけつつ、無理のない範囲で最適な処置をご提案しています。

不安な方は精密検査での相談を

「神経を抜く」と言われて不安な方も、まずは一度ご相談ください。

👉 初診予約の流れを見る治療費の目安を見る

✅関連ページ

👉【以前詰めた歯が沁みる】深いむし歯でも神経を残すことができた歯髄保存の成功例

👉「歯の神経を抜く」とは?

👉 根管治療とは


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最後までお読みいただきありがとうございました。

【以前詰めた歯がしみる】 深いむし歯でも神経を残すことができた歯髄保存の成功例

世田谷区・二子玉川で根管治療を専門に行っている坂上デンタルオフィスの坂上斉です。

今回は、「しみる感じがある」という訴えから、むし歯が深く神経に非常に近接していた歯に対して歯髄保存処置(神経を残す治療)を行い、最終的に神経を取らずに済んだ成功症例をご紹介します。

当初は、神経が露出するほど深くむし歯が進行していましたが、適切な診断と断髄処置、そして経過観察を重ねることで、処置から1年後も神経は生きたまま機能しており、良好な結果が得られました。


初診時の状態:詰めた歯がしみる

患者さんは、当院で別の歯の治療を受けていた際に、「右上6番がしみる感じがある」とご相談されました。レントゲン撮影を行うと、右上6番の遠心部(奥側)にある古い詰め物(コンポジットレジン:CR)の下でむし歯が進行しており、神経(歯髄)に非常に近い位置に達していることが確認されました。

初診時の右上6番のレントゲン画像。過去のコンポジットレジンの下でむし歯が進行し、神経に接近している状態。 初診時の右上6番のレントゲン画像(図1)。むし歯が神経に非常に近接している歯を赤い矢印で示している。

▲ 初診時のレントゲン(右上6番)
過去のCR下でむし歯が進行し、神経にかなり接近している状態です。

この段階では右上6番に明らかな症状は見られませんでしたが、むし歯が深く、治療中に神経に近づく、または露髄する可能性が高いと判断されました。
また、処置後に症状が出てくる可能性があることもあわせてご説明し、患者さんには内容をご理解いただいたうえで治療を開始しました。


処置:露髄に対して断髄処置を選択

数週間後、麻酔を行ったうえで治療を開始。旧CRを除去し、むし歯を慎重に取り除いていくと、歯髄の一部が露出(露髄)しました。この時点でラバーダム(ゴムのシート)を使用して感染を防ぎながら、断髄処置(歯髄の一部を取り除いて残りを保存する方法)を実施しました。

MTAセメント(神経を保護・封鎖する薬剤)とBCライナー(神経を刺激から守る保護材)を使用し、神経を封鎖。その後CR充填にて修復を行いました。

露髄部に対してMTAセメントとBCライナーで封鎖した歯髄保存処置直後のレントゲン画像。

▲ 断髄処置後のレントゲン
露髄部を適切に処置し、MTAセメント+BCライナーで神経を保護しました。


処置後の経過観察:神経の生存と歯の状態

約3週間後

  • 「温かいものでしみる」「少し腫れていた」などの訴えあり
    → 安静時の痛みはなく、歯髄反応も正常だったため、経過良好と判断
    → CR再充填と咬合調整を行い、様子を見ました

約4か月後

  • 「食事の時に違和感がある」「冷風で一瞬しみる」
    → レントゲンで異常所見なし、軽度症状として経過観察継続

歯髄保存処置から約4か月後のレントゲン画像。歯根や根尖部に異常はなく、歯髄の状態も安定している。

▲ 処置から約4か月後のレントゲン
歯根や根尖部に異常は見られず、歯髄の状態も安定していました。

約6か月後

  • 「たまに噛んだときに違和感」「冷風痛が少しある」
    → 強い症状や悪化はなく、レントゲンも異常なし。引き続き慎重に経過観察。

歯髄保存処置から6か月後のレントゲン画像。症状は落ち着いており、歯髄が機能を保っていることが確認できる。

▲ 処置後6か月のレントゲン
経過は安定しており、歯髄が機能を保っていることが示唆されます。

約1年後

  • 「しみる感じはない」「噛んでも痛くない」との報告
    → 神経が生きたまま安定していることを確認し、処置成功と判断

歯髄保存処置から約1年後のレントゲン画像。根尖部に異常所見はなく、歯髄保存が良好に維持されていることがわかる。

▲ 処置から約1年後のレントゲン
根尖部にも異常所見はなく、歯髄保存が良好に維持されていることがわかります。


まとめ:早期発見・適切な処置・丁寧な経過観察で神経を守る

今回の症例では、以前に詰めたCR(コンポジットレジン)の下でむし歯が進行していたものの、露髄した神経に対して迅速に断髄処置を行い、歯髄を保存することができました。
処置直後はしみる・違和感などの軽度な症状がみられる時期もありましたが、慎重に経過を観察しながら対応を続けたことで、最終的には痛みもなく、神経を残したまま安定した状態を保てています。

歯髄保存処置の成功には、適切な診断と処置はもちろん、その後の丁寧な経過観察が不可欠です。
神経が生きている歯であっても、時間とともに状態が変化することもあるため、治療の有無にかかわらず、定期的なレントゲン検査を通じて状態を確認することがとても大切です。

当院では、精密な診査・診断に基づいた処置と、その後の経過管理を重視し、可能な限り歯の神経を残す治療を大切にしています。
むし歯や歯の違和感など、気になる症状がある場合は、お早めにご相談ください。

👉 初診の流れを見る
👉 治療費用について確認する

✅関連記事・ページはこちら
👉 「歯の神経を抜く」とは?
👉 根管治療とは


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最後までお読みいただきありがとうございました。

【2025年5月の診療カレンダー】GW中の休診と電話対応にもご注意ください

こんにちは。坂上デンタルオフィスです。

新年度が始まり、少しずつ暖かい日も増えてきました。

本日は、2025年5月の診療カレンダーと休診日についてご案内いたします。

診療日や休診日が一目でわかる5月の診療カレンダーを下記に掲載しておりますので、ご来院の際のご参考にしてください。

📅2025年5月 診療カレンダー

2025年5月の診療カレンダーと休診日一覧(坂上デンタルオフィス)

✅休診日:

  • 月曜:5月5日、12日、26日(※19日(月)は診察あり
  • 木曜:1日、8日、15日、22日、29日
  • 祝日:5月3日(土)、4日(日)、6日(火)
  • 臨時休診:5月2日(金)、24日(土)

※予定は変更になる場合がございます。詳細はお問い合わせください。

📞休診期間中のお電話について

5月1日(木)~6日(火)は休診期間となり、お電話は繋がりません。

お手数ではございますが、留守番電話にメッセージを残していただくか、5月7日(水)以降にお掛け直しくださいますようお願いいたします。

休診期間中に頂戴したお問い合わせにつきましては、5月7日より順次対応いたします。

診療時間は、9:30~14:00、15:00~18:00となっており、昼休みの時間帯(14:00~15:00)にはご対応できませんのでご注意ください。

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

どうぞ皆さま、体調に気をつけて、穏やかなゴールデンウィークをお過ごしください。


📅前月の診療カレンダーはこちら👉 【2025年4月・5月の休診日について】


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【左下の歯ぐきがしびれる】下顎管に近接した根尖の黒い影が改善した症例

こんにちは。
世田谷区・二子玉川で根管治療を専門に行っている坂上デンタルオフィスの坂上斉です。

今回は、「左下の歯ぐきがしびれる」という症状でご来院された患者様の症例をご紹介します。

前回の「【症状がないのに治療が必要?】CTで見つかった神経に近い黒い影と複雑な樋状根の治療例」では、下顎管(神経の通り道)に近接した根尖部の黒い影(骨がない部分)が見つかったケースをご紹介しましたが、今回は実際にしびれの症状が出ていたケースです。

「下顎管」と聞くと親知らずの抜歯を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、実はそれ以外の歯でも、CTを用いた正確な診断と慎重な根管治療によって、症状の改善が期待できるケースがあります。

本症例では、マイクロスコープ下で慎重に根管治療を行い、しびれの改善と炎症の消退が確認されました。


初診時の状態:歯ぐきのしびれが起きたときの状態とは?

患者様は、左下7番(第二大臼歯)に噛んだときの痛みと、歯ぐきや唇・顎の皮膚のしびれを感じているとのことで、紹介元の歯科医院から当院を受診されました。

CT検査では、歯の根の先に黒い影(骨がない部分)があり、それが下顎管に非常に近接していることが確認されました。


検査と診断:CTでわかった根尖病変と下歯槽神経との距離

  • 自発痛:なし
  • 打診痛:軽度
  • 圧痛・腫れ:なし
  • レントゲン所見:根尖に黒い影
  • CT所見:黒い影が下歯槽神経(下顎の歯や歯肉、唇などを支配する感覚神経)を通す下顎管に近接
  • 根管形態:未処置、2根管で強い湾曲あり

術前のレントゲン画像:左下の奥歯に根尖の黒い影が確認される 図1:根管がくの字に湾曲している様子を赤いラインで示したレントゲン画像

術前CT画像:左下の歯の根の先に黒い影があり、下顎管に近接していることがわかる」 図2:CT画像で下顎管(黄色)と根尖の黒い影(青色)の位置関係を示した画像


治療方針とリスク説明:しびれの改善を目指した根管治療と注意点

根尖部の黒い影が下顎管に近接しているため、治療による神経への影響を最小限に抑えることが最も重要と判断しました。

また、根管治療を行っても「しびれの症状が必ずしも回復するとは限らない」という点についても、あらかじめ十分にご説明し、同意のうえで治療を開始しました。


治療経過

▶ 第1回目の治療

銀歯を外し、ラバーダム防湿下でむし歯を丁寧に除去し、根管治療の準備として隔壁を作製しました。

根管内の清掃では、根管の大きな湾曲に注意しながら以下の点に留意して処置を行いました。

  • 細い器具を使用して、無理なく根の先まで到達できるようにグライドパス(器具の通り道)を確立
  • 柔軟性のあるNiTi(ニッケルチタン)ファイルを用い、根のカーブに沿って慎重に拡大
  • 根管の形態を壊さないように、一度に大きく削らず、少しずつ段階的に処置

▶ 第2回目の治療

来院時、「しびれが少しずつ軽くなってきた」とのことでした。

根管内の清掃を引き続き丁寧に行い、その後、慎重に根管充填を行いました。
その後、ポスト・コア(支台築造)を実施しています。
根管充填時に少量のシーラー(根管充填材)が根尖部から漏出しましたが、痛みなどの症状は認められなかったため、経過観察としました。

第3回目の治療

治療開始時に訴えのあったしびれと痛みはほぼ消失しており、症状は大きく改善していました。
支台の形態を整え、仮歯を装着して治療を終了しました。

根管治療に伴う左下奥歯の治療経過:銀歯除去から仮封、ポスト・コア築造、仮歯装着までの4段階の比較写真


経過観察:治療後のしびれの変化とCT画像の変化

  • 根管充填後3カ月:痛み・しびれともに消失。レントゲン画像は大きな変化なく、経過観察。
  • 根管充填後6カ月:痛みなく食事できる。レントゲンとCTで黒い影の縮小と**下顎管からの距離の回復(骨再生の兆候)**を確認

根管治療による黒い影の変化を示したデンタルX線画像:術前・根管充填後・3カ月後・半年後の比較

CT画像による根尖病変の変化比較:術前と根管充填後半年、黒い影の縮小が確認される


まとめ:しびれが改善した神経に近接した歯の治療例

今回のケースでは、治療開始時に見られた歯ぐきや唇のしびれが、根管治療の経過とともに徐々に軽減し、最終的には痛みもなく快適に食事ができる状態まで回復しました。

しびれの原因は、歯の根の先にあった炎症(根尖病変)が、下顎の神経(下歯槽神経)に近接していたことによるものと考えられますが、的確な診査・診断と慎重な処置を重ねることで、神経症状の改善が期待できるということを、あらためて確認できた症例でした。

なお、根管治療後の回復には個人差があり、すべてのケースで同様の結果が得られるとは限りませんが、気になる症状や違和感がある場合には、できるだけ早めに専門的な診察を受けることをおすすめします。

不安なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。


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👉【症状がないのに治療が必要?】CTで見つかった神経に近い黒い影と複雑な樋状根の治療例

👉 根管治療とは

👉 「歯の神経を抜く」ってなに?


🦷 坂上デンタルオフィス

📍東京都世田谷区玉川3-14-8 3F
📞 03-6805-6546

最後までお読みいただきありがとうございました。

2025年4月・5月の休診日について

世田谷区の二子玉川で根管治療を専門に開業しております、坂上デンタルオフィスです。

4月・5月の休診日をお知らせします。

📅 〈4月の休診日〉
✅ 毎週月曜日・木曜日
【月曜日】4月7日、14日、21日、28日
【木曜日】4月3日、10日、17日、24日
✅ 祝日:4月29日(火)

📅 〈5月の休診日〉
✅ 毎週月曜日・木曜日
【月曜日】5月5日、12日、26日
 ※(5月19日(月)は診察日となります)
【木曜日】5月1日、8日、15日、22日、29日
✅ 祝日:5月3日(土)、5月4日(日)、5月6日(火)
臨時休診日:5月2日(金)、24日(土)

⚠️ 5月19日(月)は診察日 となります。

皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。


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【症状がないのに治療が必要?】CTで見つかった神経に近い黒い影と複雑な樋状根の治療例

こんにちは。
世田谷区・二子玉川で根管治療を専門に行っている坂上デンタルオフィスの坂上斉です。


「痛みも腫れもないのに治療が必要なんですか?」

これは、今回の患者様が来院されたきっかけでもあり、多くの方が疑問に思われることかもしれません。
実際、今回ご紹介する症例でも、痛みのない状態で、他院での定期健診のCTにより根の先に黒い影(骨がない部分)が見つかりました。

歯ぐきや唇のしびれ、痛みなどの症状はないものの、黒い影が下顎管(神経や血管の通り道)に近接している状態で、さらに歯の構造が複雑な「樋状根(といじょうこん)」という特徴を持つことから、治療は慎重を要するものでした。


初診時の状態:症状がないのにCTで見つかった「黒い影」

患者様は、他院での定期健診の際に撮影されたCT画像で、左下7番(第二大臼歯)の根尖に黒い影(骨がない部分)があると指摘され、専門的な診断と治療を希望して当院を受診されました。

検査と診断:CT診断とレントゲンで分かった「樋状根」と神経との距離

  • 自発痛:なし
  • 打診痛:軽度
  • 圧痛・腫脹:なし
  • レントゲン・CT所見:根尖の骨がなくなっており、下顎管とつながっている
  • 解剖学的特徴:樋状根(複雑な根管形態)、根尖部にわずかな湾曲あり

術前のレントゲン画像:症状がない歯の根の先に黒い影が認められる 図1:下顎管(黄色)に近接した根尖の黒い影(青色)が確認できる注釈付きレントゲン画像

術前CT画像:樋状根の根管形態と立体構造が示されている 図2:複雑な樋状根(赤)、下顎管(黄)、根尖の黒い影(青)の位置関係を示す注釈付きCT画像


樋状根と神経の近接が治療を難しくする

以前のブログ「【腫れや痛みが治まっても要注意】CT診断でわかった樋状根と下顎管近接の黒い影」でもご紹介したように、「樋状根」は非常に複雑な根管形態を持つため、治療が難しく、予後が悪くなる可能性があります。

今回の症例では、その樋状根に加えて、根尖部の炎症によって骨が失われた部分が、「下顎管(かがくかん)」とつながっていることが、レントゲンとCTで確認されました。

■ 下顎管とは?

下顎管とは、下あごの骨の中を通る細いトンネルのような構造で、その中には「下歯槽神経」や「血管」が通っています。

この神経は、下の奥歯や歯ぐき、下唇やあごの皮膚の感覚を司っているため、治療中に誤って刺激したり損傷してしまうと、

  • 顎や唇にしびれが出る
  • 感覚が鈍くなる、麻痺が残る

といったリスクが生じることがあります。

このような理由から、下顎の奥歯の根管治療では特に慎重なアプローチが求められます。
とくに女性は顎の骨が小さく、歯の根と神経の距離が短いことが多いため、より注意が必要です。


ファイル試適の意義と治療の工夫

ファイル試適時のレントゲン画像:複雑な樋状根の根管内に器具を挿入し、根尖までの長さを確認している

治療にあたっては、CT画像を参考にしながら、根管の形態と神経との距離を正確に把握し、**ファイル試適(根管内の長さや形態を確認するプロセス)**を慎重に行いました。

とくに以下の点に注意を払いました:

  1. 根管の長さの正確な測定
     → 下顎管との距離を考慮し、安全な範囲で根管長を決定。
  2. 根管形態の把握
     → 樋状根の複雑性をCTと照らし合わせながら確認。
  3. 病変と神経の位置関係の確認
     → 根尖病変が神経と近接しているため、過度な拡大は避ける。

治療中は、患者様に顎のしびれや違和感がないかを逐一確認しながら慎重に進めました。


経過観察:黒い影の消失と骨の再生を確認

治療後、「念のため再確認したい」とのことで、根管充填から2年後にレントゲンとCTを撮影しました。

  • 腫れ・痛み・しびれなどの症状は一切なく、非常に安定した状態
  • 根尖部にあった黒い影は完全に消失し、骨がきれいに再生していることを確認

レントゲン画像による経過観察:術前・根管充填後・半年後・2年後の比較。根尖の黒い影が消失している

CT画像による経過観察:術前・根管充填後半年・2年後。複雑な樋状根と根尖病変が明瞭に示され、治癒過程が確認できる


まとめ:「痛くないから大丈夫」は危険?症状がなくても注意すべき黒い影

根管治療は一度目の治療がとても重要です。
同じ歯を何度も治療すると、そのたびに歯は削られ、治癒しにくくなり、寿命も短くなってしまいます。
だからこそ、最初の治療をいかに精密に行うかが、歯を長く守るうえで非常に大切です。

また、今回のように痛みや腫れがなくても、定期検診で撮影したレントゲンやCTによって、思いがけず問題が発見されることがあります。
そうした異常を早期に発見し、適切な処置を行うことで、歯や神経の健康を守ることが可能になります。

もし気になる症状や不安な点がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。


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【重要】坂上デンタルオフィス(世田谷区・二子玉川)の治療費改定について

いつも坂上デンタルオフィスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

近年の材料費の高騰により、2025年4月1日以降、初診料・再診料を改定させていただくことになりました。患者様にはご負担をおかけしますが、より良い治療を提供するため、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

料金改定の詳細

なお、4月1日より一律にではなく、治療開始のタイミングや来院履歴によって判断させていただきますので、ご来院の際にご確認ください。

今後も皆様に安心して治療をお受けいただけるよう努めて参ります。

何卒ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

坂上デンタルオフィス

院長 坂上 斉


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  • かぶせものに穴をあけて再根管治療を行いました。その後、穴をふさいだ形跡がないのですが、このままでいいのでしょうか?
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  • 根管治療には針のような器具を使うようですが、治療中は痛くないのでしょうか?
  • 神経を取るため歯を削りましたが、とても大きな穴があきました。そこまで削る必要があるのでしょうか?
  • 根管治療したにもかかわらず、咬むと痛みます。治療がうまくいかなかったのでしょうか?
  • 現在通院中なのですが、根の治療のために何度も通院するよう言われます。どうしてですか?
  • どうして歯の神経を取らなくてはいけないのですか?
  • 根管治療にはどのくらいの時間がかかりますか?また、通院は何回くらいする必要がありますか?
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  • 二子玉川 花火大会
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