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お知らせ

AAE2016の続き

AAE(米国歯内療法学会)2016に参加したご報告です。
日本の歯内療法学会は比較的地味ですが、
米国はちょっと派手目です。
そうは言っても今回は地味な感じがしましたが。。。

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(根管治療界隈で)有名な先生の公演を聞いたり、
大学院時代の先輩の先生が、
アメリカに留学しているので、
その先生の発表を聞いたりしていました。

有名な先生の発表がいくつか重なっていたりして、
聞きそびれた講演もありましたが、
充実した学会でした。
また来年も行きたいですね。

ところで、お買い物報告の続きですが、
超音波チップを買いました。

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ブラジルのメーカーの超音波チップです。
僕はオサダという日本のメーカーの器械を使っているのですが、
それに対応したチップをブラジルのメーカーが作っていたので
思わず買ってしまいました。
上がブラジル製のもの、下が日本のものです。
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ちょっと、ブラジル製のもののほうが細くて長いです。
さらに、これは

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曲げられます!!
この超音波チップは洗浄の時に補助的に使う予定ですが、
チップの先端が曲がるので
曲がった根管での先のほうまで洗浄できそうです。
いいですね!

世田谷区二子玉川で根管治療専門に診療を行っている
小さな医院ですが、
これからも皆様の健康に貢献できたらと考えております。
小さな器械がちょっと治療成績を上げてくれたらよいですね。

坂上デンタルオフィス
坂上 斉

根管治療 専門医院:坂上デンタルクリニック5つの特徴

 

難しい治療も対応可能です。

治療例:他医院で抜歯と診断されたが抜歯を回避できた症例

治療前 治療後
術前レントゲン写真 根管充填後3か月
治療内容について

歯ぐきが腫れてきたため、近くの歯医者さんに行ったところ、「歯を抜くしかない」と言われ、歯を残したいとのことで根管治療専門の当院にご来院頂きました。

初診時には、左下の6番目の歯は外側に、7番目の歯は内側に、腫れやウミの出口がありました。さらに6番目の歯には根管治療で用いる器具が残っておりました(レントゲン写真①)。当院でも難しい処置となり、抜歯となる可能性もありましたが、患者さんと相談し歯を残す方法を試みることとしました。

歯を残す治療を詳しく見る

 

治療例:大臼歯 インプラントに隣接した歯に対して根の治療を行い、抜歯が回避できた症例

治療前 治療後
術前レントゲン写真 根管充填後1年9か月レントゲン写真
治療内容について

患者さんは近くの歯医者さんで「悪い歯を抜いてインプラントにします」と言われたそうです。
一番奥の歯はきれいな被せものが被っていますが、歯ぐきが腫れています。ウミの出口のようなものもあります。
レントゲン写真で見ても、根の先に黒い影があります。この部分は骨が溶けているので、黒く透けて見えます。一本手前の歯はインプラントでした。この歯も抜いてインプラントにした方がよいのでしょうか。インプラント治療はよい選択肢だと思いますが、今回は患者さんと相談し、歯の根の治療により改善する見込みが少しあるかもしれないと判断して、処置を開始しました。

根の治療の流れを詳しく見る

根管治療専門医のよる安心の根管治療【坂上デンタルオフィス】

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