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お知らせ

院長も執筆している専門書が発売されました。

世田谷区二子玉川にて根管治療を専門に開業しております
坂上デンタルオフィスの坂上斉です。
先日、私も執筆した専門書(歯根端切除術に関する書籍)が
発売されました。
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http://www.dental-diamond.co.jp/item/689

この本は、私が大学院時代からお世話になっている、
井澤常泰先生と吉岡隆知先生を中心に、
東京医科歯科大学歯髄生物学分野の同門の先生方とともに執筆させていただきました。
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私はマイクロスコープを用いた歯根端切除術で使用する
器具について細かく記載いたしました。
執筆にあたって、今まで曖昧だった知識や技術、
使用する道具についてもまた、一から考え直す機会となり、
大変勉強になりました。

実は、マイクロスコープ下での歯根端切除術について
丁寧に基礎から記載された本は日本にはなかったので、
これからはじめる先生方には非常に有用な本となると思います。
また、ある程度経験されている先生方も、
自分の臨床を見つめなおす良い本となっていると思います。
私の章はともかく、井澤常泰先生の執筆されている章は
非常に有意義なものですので、ぜひご一読ください!

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このような執筆活動が少しづつ入っており、
ブログの更新が滞ってしまい、
申し訳ございません。
たくさんのことが同時にできないのです。

患者さんに直接、貢献できるわけではないのですが、
このような専門書によって
少しでも日本の根管治療および歯根端切除術の
治療成績が向上し、皆様の健康に寄与できたら幸いです。

実は、もう一冊、専門書が出るのですが
それはまた別の機会に。

最後に、
ただいま新患の方の予約が若干、
取りにくくなっております。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
ご容赦いただきますよう、よろしくお願い致します。

坂上デンタルオフィス
坂上 斉

根管治療 専門医院:坂上デンタルクリニック5つの特徴

 

難しい治療も対応可能です。

治療例:他医院で抜歯と診断されたが抜歯を回避できた症例

治療前 治療後
術前レントゲン写真 根管充填後3か月
治療内容について

歯ぐきが腫れてきたため、近くの歯医者さんに行ったところ、「歯を抜くしかない」と言われ、歯を残したいとのことで根管治療専門の当院にご来院頂きました。

初診時には、左下の6番目の歯は外側に、7番目の歯は内側に、腫れやウミの出口がありました。さらに6番目の歯には根管治療で用いる器具が残っておりました(レントゲン写真①)。当院でも難しい処置となり、抜歯となる可能性もありましたが、患者さんと相談し歯を残す方法を試みることとしました。

歯を残す治療を詳しく見る

 

治療例:大臼歯 インプラントに隣接した歯に対して根の治療を行い、抜歯が回避できた症例

治療前 治療後
術前レントゲン写真 根管充填後1年9か月レントゲン写真
治療内容について

患者さんは近くの歯医者さんで「悪い歯を抜いてインプラントにします」と言われたそうです。
一番奥の歯はきれいな被せものが被っていますが、歯ぐきが腫れています。ウミの出口のようなものもあります。
レントゲン写真で見ても、根の先に黒い影があります。この部分は骨が溶けているので、黒く透けて見えます。一本手前の歯はインプラントでした。この歯も抜いてインプラントにした方がよいのでしょうか。インプラント治療はよい選択肢だと思いますが、今回は患者さんと相談し、歯の根の治療により改善する見込みが少しあるかもしれないと判断して、処置を開始しました。

根の治療の流れを詳しく見る

根管治療専門医のよる安心の根管治療【坂上デンタルオフィス】

日付:   カテゴリ:根管治療, 院長ブログ