根管治療には、一般的にはファイルと呼ばれる細い針金のような器具を用います。
この「ファイル」はステンレススチール製のものとニッケルチタン製のものが多く用いられています。
当院では両方のファイルを、根の形や治療の進度に応じて使い分けております。それぞれの器具に利点・欠点があるためです。
この「ファイル」は基本的に根の中で用います。
神経が生きている歯は、もちろん麻酔をして痛くないようにして用います。
神経を取った歯においても、わずかに根の先に触れたりすると痛むことがあります。
そのため当院では、処置中に痛みが出る可能性がある場合は、処置前に患者様と麻酔をするか、しないか、相談させていただいてから処置を行うようにしております。
処置中に痛みが出てしまうと、それから先の処置が不十分になることもありますし、処置が終わった後に痛みが長く続くこともあります。
毎回、麻酔をさせていただいてもよいのですが、麻酔をすると3時間程度感覚が無くなってしまい、食事がしにくくなることがあります。
処置後に食事の予定が入っている場合などは麻酔なくできる処置を進めさせていただくこともあります。
治療中の痛みがご心配な方はお気軽にご相談ください。治療中には痛みが無いように対応させていただきます。