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お知らせ

カテゴリ: 院長ブログ

専門書の執筆

もうすぐ1月も終わってしまいますね。
ご無沙汰しております。
坂上デンタルオフィスの坂上です。

実は昨年に出ていたのですが、
私が一部執筆した専門書がもう1冊出ていました。

以前、執筆していた本は「外科的な」根管治療の専門の本で、
その後に出た本は「通常の」根管治療について
基礎的な部分から解説してあり、
Q&A形式の本となっております。

8074
一歩進んだ臨床のためのエンド治療Q&A
Evidence Based Endodontics
という本です。

昨年の10月20日に出版されていたのですが、
以前の本と出版日が近くて、ご紹介が遅れてしまいました。

地味な本ですし、派手にPRしているわけではないのですが、
研修医の先生や、根管治療を基礎から学びなおしたい先生には
好評をいただいております。

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最近はたまに、
海外に在住の方から根管治療の問い合わせをいただくことがございます。
すべての方にあてはまるわけではないのですが、
ご帰国の間で治療が終わることもございます。
対応できないこともございますので、
気になる方は、帰国前に
早めにご連絡いただけると幸いです。
対応できるかもしれませんので。

あっという間に今年も12分の1が終わってしまいましたが、
本年もよろしくお願い致します。

日本歯内療法学会 歯内療法専門医
坂上デンタルオフィス
坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

日付:  カテゴリ:根管治療, 院長ブログ and tagged

2017年1月5日(木)から診療開始いたします。

2017年は1月5日(木)午後より診療開始いたします。

年末年始は1週間程度お休みをいただきました。
皆様にはご迷惑をお掛け致しましたが、
1月5日(木)からよろしくお願い致します。

今年初めのご報告として、
歯科専門誌に私の記事が短いながらも掲載されました。

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dsc01507
ちなみに、私の記事の前後をご執筆の先生方は、
知り合いの先生でした。
(前の記事は痛みの専門の先生がご執筆されており、
後ろの記事は以前、非常勤で勤務していた時にご一緒していた先生で、
入れ歯の上手な先生がご執筆されています。)
この号には、他のページでも知り合いの先生が多くご執筆されていて
非常に感慨深い号となりました。

今年の抱負としては、
ますます、治療に精進していきたいと思っております。
たまに記事などを書くかもしれませんが、
まずは根管治療をもっと向上していきたいと思います。
本年もよろしくお願い致します。

それから年末年始はロンドンに行ってまいりました。
dsc00245
上空からのロンドンです。
寒かったです。
写真のように雨や霜がふってました。
それから本年はもう少し、当ブログを更新しようと思います。

世田谷区二子玉川 坂上デンタルオフィス
根管治療専門医  坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

日付:  カテゴリ:お知らせ, 院長ブログ

第9回歯内療法症例検討会に参加してきました。

さる10月30日(日)は
クリニックをお休みして、
午後に第9回歯内療法症例検討会と
午前中に歯内療法症例検討会セミナーが
執り行われました。
私は今回は発表者というより
裏方でプログラムのお手伝いや、
症例発表の座長などを務めさせていただきました。
1030

今回も100名を超える先生方にご参加いただき
午前中は歯内療法(根管治療)で知っておくべき
基本的な項目に対するセミナーを行い、
午後は、様々な先生方に
歯内療法(根管治療)の症例をご発表頂きました。
大人数で歯内療法(根管治療)の症例を検討しあうという会はあまりなく、
色々な症例が拝見できるので非常に面白い会になっております。
dsc_2106

さらに今回の特別講演は
新潟大学教授の野杁先生でした。
ガッタパーチャ上のバイオフィルムについての研究が
非常に有名な先生です。
今回は時間が十分にあったので、
先生の研究のきっかけから研究の発展の様子まで
丁寧にお話しいただきました。
バイオフィルム形成後の細菌へ
有効な抗生剤についてもコメントがありました。
(臨床上でどのくらい有効かはまだ、わかりませんが。)

根管内という環境でも
バイオフィルムという形態で細菌が存在する可能性があるので、
やはり、根管内に細菌を持ち込むのは
危険であると改めて認識しました。
やはり開放状態で長く放置するのは良くないですね。

また、回を重ねるごとにセミナーも症例も
テーマが細部にわたってきており、
私自身も勉強になります。

次回は第10回の記念大会として
来年の3月19日(日)に秋葉原にて開催されることが
決定しております。
また、日曜日にお休みをいただくことになってしまい
申し訳ございません。
ご理解いただけたら幸いです。

坂上デンタルオフィス
坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

日付:  カテゴリ:根管治療, 講演会, 院長ブログ

第23回歯科医学会総会に参加してきました。

10/23(日)はクリニックを休診にさせていただいて、
福岡で開催された第23回歯科医学会総会に参加してきました。

午前中には大学院img_2523の同期で
広島県で歯内療法専門医(根管治療を専門としている先生)として開業している
吉岡俊彦先生がメインホールで講演していました。
ベテランの先生方に交じって、理論に基づいた
非常にしっかりしたご講演をされていました。
テーマがマイクロスコープでしたので、
多くの症例の動画も出てきました。
当院でも治療の際のマイクロスコープの動画を

治療後に患者さん説明用に見ていただいております。
治療の動画は、何をどのようにやったか、
非常にわかりやすいと思います。
少し生々しい時もありますが・・・
Patient scared of dental procedure

また午後には、
根管治療の未来についてのシンポジウムがあり、
海外からいらした著名な先生がご講演しておりました。
img_2550
Shimon Friedman先生
根管治療の経過についての研究などが有名な先生です。

今回は、根管治療を行う際の歯の切削量を少なくする方法について
ご自身の研究をもとに、ご講演くださいました。
新しいトピックで、今回持参してくださったデータは
2週間前のデータもあったとのことです。
このテーマでのプレゼンテーションは初だったそうで、
非常に勉強になり、今後の臨床にも生かせそうな内容でした。
dental technician

クリニックを休診にさせていただき
患者さんにはご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
また、次の日曜日にも講演会があり休診とさせて頂きますが、
私の技術、知識の向上、
および日本の根管治療のレベルアップのため
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。

世田谷区二子玉川の根管治療専門医院
坂上デンタルオフィス
坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

日付:  カテゴリ:学会, 根管治療, 院長ブログ

院長も執筆している専門書が発売されました。

世田谷区二子玉川にて根管治療を専門に開業しております
坂上デンタルオフィスの坂上斉です。
先日、私も執筆した専門書(歯根端切除術に関する書籍)が
発売されました。
dsc_2066
http://www.dental-diamond.co.jp/item/689

この本は、私が大学院時代からお世話になっている、
井澤常泰先生と吉岡隆知先生を中心に、
東京医科歯科大学歯髄生物学分野の同門の先生方とともに執筆させていただきました。
dsc_2067

私はマイクロスコープを用いた歯根端切除術で使用する
器具について細かく記載いたしました。
執筆にあたって、今まで曖昧だった知識や技術、
使用する道具についてもまた、一から考え直す機会となり、
大変勉強になりました。

実は、マイクロスコープ下での歯根端切除術について
丁寧に基礎から記載された本は日本にはなかったので、
これからはじめる先生方には非常に有用な本となると思います。
また、ある程度経験されている先生方も、
自分の臨床を見つめなおす良い本となっていると思います。
私の章はともかく、井澤常泰先生の執筆されている章は
非常に有意義なものですので、ぜひご一読ください!

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このような執筆活動が少しづつ入っており、
ブログの更新が滞ってしまい、
申し訳ございません。
たくさんのことが同時にできないのです。

患者さんに直接、貢献できるわけではないのですが、
このような専門書によって
少しでも日本の根管治療および歯根端切除術の
治療成績が向上し、皆様の健康に寄与できたら幸いです。

実は、もう一冊、専門書が出るのですが
それはまた別の機会に。

最後に、
ただいま新患の方の予約が若干、
取りにくくなっております。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
ご容赦いただきますよう、よろしくお願い致します。

坂上デンタルオフィス
坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

日付:  カテゴリ:根管治療, 院長ブログ

坂上デンタルオフィスお知らせ

世田谷区二子玉川にて
根管治療を専門に開院しております、
坂上デンタルオフィス
坂上 斉です。

現在、当院の隣のビルが
外壁の工事をしているため
来院時にお足元が悪くなっております。
DSC_1900
特に雨天の時にはお気を付けくださいませ。

日本歯内療法学会専門医
日本歯科保存学会認定医(歯内)
坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

日付:  カテゴリ:お知らせ, 院長ブログ

坂上デンタルオフィス休診日

世田谷区二子玉川にて
根管治療を専門に開院しております
坂上デンタルオフィスの
坂上 斉です。

7月22日(金)~24日(日)は
日本歯内療法学会(←日本の根管治療などについての学会)参加のために
休診とさせていただきます。
患者さんの皆様にはご迷惑をおかけしますが、
根管治療に関して、年に一度の学会なのでご容赦ください。
新しい知識や技術を取り入れたり、再確認したりして
週明けからの臨床に生かしてまいりますので
よろしくお願い致します。
ご用件の方は、留守番電話にメッセージを残していただければ
確認し次第、折り返し連絡させていただきます。
dental insurance
根管治療(歯内療法)はまだまだ進化し、
成功率を上げる余地があると思います。
新しい技術に乗り遅れないように、また
正しい知識を手に入れるために、
学会に参加してきます。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。

坂上デンタルオフィス
坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

日付:  カテゴリ:お知らせ, 学会, 根管治療

根管治療の症例を一つ追加しました。

当院開院後、根管治療でお困りの方々がたくさんいらっしゃいます。
その中の一症例を患者さんの同意のもと、
発表させていただきます。
当院への来院をご検討の方々は、参考になさってください。

今回の症例は、
腫れやウミの出口が治った症例です。
その過程で、破折器具の除去なども行っております。
ブログにはレントゲン写真の経過だけですが
載せさせていただきます。
2016.06.14_坂上デンタルオフィス_症例_デンタル経過
坂上デンタルオフィスのホームページ症例集はこちら↓
https://www.sakaue-dental.com/case/case_02.html

必ずうまくゆくわけではありませんが、今回は
たまたま非常にうまく治ってくれました。
このまま清掃をきちんとして、末永くご自身の歯で
食事をしていただけたら幸いです。

坂上デンタルオフィス
坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

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日本歯科保存学会2016年春季学術大会part 2.

金曜日も日本歯科保存学会2016年春季学術大会に行ってきました。
本日のメインは先端講演である、
新井嘉則先生による「歯科用CTの活用」です。

新井先生は現在歯科で主に使用されている、
CBCT(コーンビームCT)を開発した先生です。
CTの基本原理から解説していただき、
CBCTの弱点であるアーチファクトの出方について
解説頂きました。
いままで気になっていたアーチファクトについて
理解が深まりました。
専門的な話ですが、アーチファクトと歯根破折の線は
見間違いやすいのですが、アーチファクトの出方が
少しわかったので、CTの読影の精度が上がるかもしれません。
医院を休診にして参加したかいがありました。
ありがとうございました。

新井先生が講演の中でおっしゃっていて気になったことは、
1975年くらいから脳血管障害が減少してきますが、
それは医科用CTの普及が進んだからだそうです。
81-1a2_ページ_16.1
今の日本の歯科界では、歯科用CT(CBCT)が普及してきております。
それによって日本の抜歯の数が減り、
歯がもっと救えるようになったらよいですね。
そのために私も根管治療の点から、
もっと貢献できるように精進してまいります。

学会参加のため、医院を2日間休診してしまい
申し訳ございませんでした。
しかし、その分のものが得られたと思います。
これから患者さんにお返ししていきますので、
これからもよろしくお願い致します。

坂上デンタルオフィス
坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

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日本歯科保存学会2016年春季学術大会

本日は、日本歯科保存学会2016年春季学術大会(第144回)に参加してきました。
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世田谷区二子玉川にて根管治療を専門に開業しております、
坂上デンタルオフィスの坂上 斉です。

この学会は、歯を保存(残して使えるように)するための学問
〔修復治療(MI修復など)、歯内療法(根管治療)、歯周病〕について研究している
日本全国の歯科大学あるいは一般開業歯科医師を中心にした学会です。
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朝から大学院時代の先輩の発表(一般口演)を聞いて、
レーザーを用いた根管洗浄について理解を深めました。
現時点ではまだまだ、研究の域を出ないといったところかもしれませんが、
将来的にはレーザーを用いた根管洗浄は有用かもしれません。
乗り遅れないようにしないと。
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午前中のシンポジウムでは、
「高齢者への歯科保存治療」とのタイトルで、
保存修復学、歯内療法、歯周治療各分野の先生方の
高齢者に対する治療での留意点について勉強させていただきました。

80歳以上の人々が1000万人を超える社会情勢の中で、
健康寿命と平均寿命までの間の期間(10年~15年くらい)を
どのように快適に過ごしていただくか、
そのために歯科がどのようにかかわっていけるか。
私としては、歯内療法(根管治療)専門医院として
どのように貢献できるか。
治療のエンドポイントをどのように設定するか。
画一的にならずに、患者様ごとに設定できたら
専門医院としては良いのかなと思いました。

根管治療専門医院だけでは解決できない問題も多いので、
多くの歯科医院との連携も大事になってきますね。
明日も学会は続きます。

坂上デンタルオフィス
坂上 斉

根管治療専門医による精密根管治療【坂上デンタルオフィス】

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